さて、当院で初めて鍼灸治療を受けられる患者さんには、私が行う治療の理論を説明しています。

例えば・・・腰が痛くなる原因の１つに、内臓、特に胃とか腸・膀胱・子宮等、腹部にある臓器の不調が考えられます。その理由は・・・

と、こんな感じで説明をしていきます。

患者さんの中には、「内臓の不調はないですけど」とおっしゃる方もいます。

そうですね、確かに、自覚症状が無い場合もあります。

が、内臓は、毎日毎日同じ状態ではありません。

食べ物を食べると、色々な雑菌が胃腸に入ります。これが原因で、粘膜に小さな炎症がおきることもあります。それくらいでは、自覚症状としては表れないですが、炎症は起きているんですね。

この炎症が反射的に腰やお尻の筋肉を硬くしてしまうんです。

体にはホメオスターシスと言って、体の状態をできる限り一定に保つためにシステムが備わっています。

が、時に、これが崩れることもあります。

ちょっと腰が重いなぁ。と、いう状態になれば、治療することをおすすめいたします。

さて、本日はお知らせが１つ。

何回かこの日記内でお知らせしたことがありますが、私が所属している「鍼灸　反応点治療研究会」の講習会が、９月１４日（日）に神戸で開催されます。

鍼灸師さん・鍼灸学生さんが対象です。

生理学・解剖学の体の構造に基づいた治療法で、治療理論がわかりやすいのが特徴かと思います。

ツボを使わない鍼灸治療というのも一風変わったところかと思います。

「よりよい治療を患者さんに提供したい」とお考えの方、一度ご参加されてみてはいかがでしょうか？

講習会詳細

日時　９月１４日（日）
　　　１０時～１１時３０分（講義）
　　　１３時～１６時　　　（実技）

場所　神戸東洋医療学院
　　　650-0032 兵庫県神戸市中央区伊藤町110-2
　　　ＪR・阪急・阪神・地下鉄・ポートライナー、
　　　三宮駅より歩いて南（海側）に向かって神戸市役所
　　　を右折。二つ目の角を左です。 約７分程度。

参加費　￥６０００

持ち物　鍼灸用具　筆記用具　軽装でご参加ください。

参加希望の方は、当院にお電話、もしくは、このホームページから当院にご連絡ください。

さて、先日、息子と公園に行きました。

私がランニングでよく通る公園なんですが、面白そうな遊具があったので、前々から一度息子を連れて行きたいなぁと思っていたんです。

で、連れて行ったんですが、その遊具、息子に少々早かったようで・・・

←これ。

ロープにぶら下がって、坂を下る遊具。ターザンみたいなやつですね。

私が何回かこれで遊んでいたら、息子も「やってみたい」と言いだし・・・

しかし、ぶら下がることもできず、しかも、意外とスピードが出るので、これはちょっと危ないかなと思い、結局、ほぼ私が抱っこした状態で走るということに・・・

もうちょっと息子が大きくなったら、遊べる遊具もふえるのになぁ。

最後は、バッタ探しになりました。

あぁ～、イイ父親をした
とか言うと、「たまにしかせーへんやん！」と恭子先生に怒られます。

さて、今日、ある患者さんがおっしゃいました。

「家でじっとしててもしんどいなぁ」と。

筋肉の動きが少なすぎても、コリやだるさの原因となってしまう場合もあるんですね。

筋肉を動かすと（ほどよい運動）・・・
・血液の流れがよくなる
・血圧が下がる
・筋肉が疲労し、回復する時に丈夫な筋肉になる
・代謝が上がる

などなど、様々な効果が考えられます。

秋風が爽やかな今日この頃、ちょっと空いた時間に、散歩なんていかがでしょうか？？

味覚の秋・スポーツの秋・読書の秋、そして健康の秋にしてくださいね！

最近、１週間に２回ほどランニングをしている私ですが、お店のガラスなどに映る自分の姿を見て、「ネコ背やなぁ」と感じます。

昔からネコ背なんですよね～、特に走っているとき。

姿勢の悪さは、骨の変形ではなく、筋肉の問題だと考えています。

骨の位置を維持しているのは筋肉ですので。

ネコ背だと、視線は下に下がります（首が前傾になるので）ですので、真っ直ぐ前を向いているつもりが、実は首は少し上を向いている状態になっていることが多いんです。

その状態では、首（後ろ側）の筋肉の緊張度は高まっているんです。これは、首のこりの原因になります。

ある部分の筋肉の硬さは、広範囲に影響を及ぼす可能性もあるんですね。

ネコ背で首肩のコリがひどいという方。鍼灸治療をお試しください。首肩の筋肉をほぐすだけでなく、その根本原因から治療いたします。

先日、息子を連れて本屋さんに行ったんです。

私は、何気なくファッション雑誌を見ていました。

その雑誌には、カッコいい靴がたくさん載っていて、いつもはすぐに飽きるんですが、真剣に、じっくりと見てしまいました。

帰り道、「あの本にたくさんカッコいい靴が載ってたわぁ」と息子に言ったら、息子は「仮面ライダーカッコ良かったわぁ！トッキュウジャーは載ってなかったけど」って・・・

きゅ、急に話題変わってるし・・・しかもさりげなく。

と、いうわけで、なかなか話がかみ合わないまま、とぼとぼと歩いて帰りました。

たまには親子で散歩もイイですね。

今日のミーティングでは、ダイエットにおけるカロリーカットの必要性を私が説明し、それを如何に患者さんにわかりやすくお伝えするか？を話し合いました。

カロリーカットには２つの考え方があります。

まずは、消費カロリーを増やすという考え方。

これは運動することや、生活活動強度というものを上げるということです。

そして、もう一つは摂取カロリーを減らすという考え方です。食事制限ですね。

私は、運動による消費カロリー増加は、なかなか難しいと考えています。

６０㎏の人が３０分歩いても、消費カロリーは約１３０㎉です。お茶碗１杯弱のご飯を食べたら摂取してしまえるくらいのカロリーです。

しかも、毎日３０分歩くって、カンタンそうでなかなか難しいんです。雨の日もあれば、用事で忙しい日もあると思います。

なので、当院のダイエットでは、食事制限を推奨しています。（必要な方にはです）

ちょっとご飯を減らすだけでも、カンタンに３０分歩くに値するカロリーカットができます。

しかも、これなら毎日続けられます。

積み重なればかなりのカロリーカットになります。

セルライトもみほぐし体験では、このようなダイエットの詳しいお話もさせて頂いてますので、体重・体型でお悩みの方、「体験の予約」とお電話ください。

今日は風が強いですね（ここ姫路は）干していた鍼灸院のシーツをたたもうとしたら、風でブワっと広がり、マントのようになりました。おぉ～、飛べそう

さてさて、先日、「ガンによる痛みに対して鍼灸治療は効果はあるのか？」という質問をいただきました。

鍼灸治療と一言で言っても、治療理論・方法はたくさんありますので、一概には言えませんが・・・

ガンの反射で、筋肉の緊張が高くなり（筋肉が硬くなり）痛みが現れることがあります。これに対しては、鍼で筋肉を刺激すれば、痛みは軽減します。ただし、根本原因がガンであり、それが治ったわけではありませんので、そのうちまた痛みが現れる可能性は高いと考えられます。

次に、ガンが骨転移して（転移部分に）痛みが現れて要る場合。これは、筋肉を治療したところで、痛みは軽減しません。鍼や、お灸で皮膚を刺激することで、脳内神経伝達物質であるβエンドルフィンを分泌させれば、鎮痛作用が期待できます。ただ、痛みが治まっている時間が問題です。そもそもの骨の炎症が、治まったわけではありませんので、痛みが治まっている時間はたぶん、短時間だと考えられます。（数分から長くても1時間くらいではないでしょうか）

上記のことから、ガンの痛みに対して、鍼灸のみでの治療は難しいと思います。鎮痛剤などと併せての治療が最善かと思います。

さて、今日は、新患さんが２名来院。そのうち１名の方は坐骨神経痛が疑われるとのこと。

神経痛って、すごく曖昧なもので・・・

腰を反らした時に痛めば「骨と骨の隙間が狭くなった時に、神経が圧迫されるからです」となるし、腰を前屈させた時に痛むと「神経が引き伸ばされるから痛むんです」となることが多い気がします。

が、神経って、そんなに簡単に圧迫・障害を受けません。

関節が動いたくらいで、圧迫・障害を受けるようであれば、ラジオ体操をしたらとんでもないことになります・・・

なので、私は神経痛の存在を否定しています。

では、坐骨神経痛症状の方は何が悪くて痛みがあらわれているのか？

それは、筋肉（筋膜）の過緊張・炎症です。

その証拠に、鍼で筋肉を治療すれば、痛みは軽減します。（症状の重症度により回復具合に差はありますが）

神経痛症状でお悩みの方、一度鍼灸治療をお試しください。

「治療の予約」とお電話ください。
☎０１２０－１４３－５５２　　かずひら鍼灸院

さて、本日は「足がつる」という患者さんが来院されました。

足がつる原因としては・・・
・運動不足
・筋肉の疲労
・水分不足
・血圧低下
等、いくつかの原因があります。

この時期は水分不足の影響も多いかと思いますので、こまめな水分補給をしてくださいね。

先ほどの患者さんは、筋肉疲労が原因と考えられましたので、ふくらはぎや、すね、太もも、お尻の筋肉を治療しました。

もうしばらく、暑い日が続きそうですが、疲労をためすぎないように、元気にお過ごしくださいね。

「足のだるさ・痙攣」には「はり・きゅう治療」
「治療の予約」とお電話ください。
☎０１２０－１４３－５５２　　かずひら鍼灸院