かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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「 かずひら日記 」 一覧

学術大会に参加してきました

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

近畿地方もいよいよ梅雨。本日は梅雨らしい天気で1中雨の予報です。

さてさて話は変わりまして・・・

6月1日(日)に第74回全日本鍼灸学会学術大会に参加してきました。

お恥ずかしい話ですが、学会に参加し始めたのは2年前からなんです。それまでは、学会に全く興味なし・・・

2年前の初参加も、私が所属している研究チームの発表があったので、半ば強制参加でした 笑

しかし、いざ参加してみると、これが非常に面白かったんです。例えば、鍼を1本刺した時にどのようなことが体内で起こるのか?その作用機序は?というようなことを科学的に調べた研究があったり、ある疾患の治療ガイドラインに鍼灸がどのようにかかわっていくか?というようなお話があったり、ドクターから見た鍼灸のお話があったりと、興味深いお話が盛りだくさんでした。「自分のチームの発表の時だけ居ればいいか」と思って参加したはずが、気づけば2日間、朝から最後まで張り付いていました 笑

学会も慣れてくるとより面白くなってくるような感覚があり、今回も、色々な研究発表を聞きながら、納得したり、疑問が浮かんだりを繰り返しました。それがまた面白い。

鍼灸治療も科学的に解明されてきていることも多く、病院などで医療チームの1員として活躍されている鍼灸師の先生も増えてきているんです。

そんなお話を聞くと、私もまだまだ学ぶ必要があるし、疑問に思っていることを知りたいし・・・とワクワクします。

今年も大いに刺激をいただいた学会でした。

それにしても、名古屋駅は人が多い・・・(今回の会場は名古屋でした)

立ち寄りたい飲食店が2軒あったのですが、どちらも長蛇の列。ということで、名古屋と言えば・・・

スガキヤラーメン!

 

 

「坐骨神経痛」には「はりきゅう治療」

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筋肉はこうして緩む

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

私、ほぼ毎晩BGM代わりに怖い話を聴きながら寝てます。でも、すぐに寝てしまうため、一話を最後まで聴ききったことがありません。どれだけ寝るの早いねん!

さて、話は変わりまして、今日は「筋肉を緩めるためのはり刺激」というお話をしてみたいと思います。

「筋肉が硬くなる」というのは一体どういうことなんだろう?と突き詰めていくと、それは「筋肉を動かしている運動神経が興奮している」ということなんですね。

筋肉は勝手に伸びたり縮んだりはしません。筋肉が動くときは必ず「運動神経」を伝って電気信号が送られています。と、いうことは、コっている筋肉を緩めたい場合、その運動神経の働きを抑えなきゃいけないわけです。

「筋肉に電気刺激を与えた時に、どんな神経が反応しているのか?」を調べた実験があります。(世の中、色々と変わったことを調べる人もいらっしゃるんですね。しかし興味深い実験です)

それによりますと、筋肉に電気刺激を与えた場合の現象は3つ。まず1番最初に、電気刺激により引き伸ばされた筋肉を元の長さに戻そうとする反射が起こります。(生理学ではこれを伸張反射と言います。この反射は私達にとってめちゃくちゃ重要なもので、例えば、つまずいて転びそうになった時に、この伸張反射により筋肉が調整され、踏ん張ることができるんです)で、さらに電気刺激を行うと、1番目とは別の神経が興奮し、これまた筋肉が縮むんです。で、さらに電気刺激を与え続けると、先ほどまでとは別の反射が起こり、その結果「筋肉を縮める」ために働いていた神経の興奮が抑えられ、筋肉が緩むんです。

すいません、図かイラストのようなものでお話できればよかったんですが・・・けっこう専門的な話でイメージがし難いかと思います。ただ、筋肉に電気刺激を与えた場合、3段階の神経活動が起こり、その内、1段階目・2段階目までは筋肉が緊張(縮む)方に働き、電気刺激を続けると、その後に筋肉が緩む、という順番なんですね。

3段階の反応がありますが、秒数にすると全て1000分の〇秒、というくらいの速さで起こります。

はり治療で、刺したはりを上下に動かす雀啄(じゃくたく)という手技があります。私も治療の中でかなりの頻度で雀啄を使いますが、これは、筋肉を緩めるために上記の3段階の神経活動を起こす為です。はりの刺激は電気信号となり、この3段階の反応を起こすんですね。

今日は、難しいお話になってしまいましてすいません。しかし、はりきゅうも色々と科学的に解明されてきていて、はりをすると筋肉が緩むメカニズムもかなり明確になっています。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

今日はかなり暖かく?いや、暑くなるそうですね。早くも半袖の季節到来か!?

 

「肩がコリすぎて気分も悪くなる」という方へ「はりきゅう治療」

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治りかけの時の運動やストレッチ

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

5月末に学術大会に参加するため名古屋へ行く予定です。と言うことで、昨夜新幹線のチケットを予約しようとしていたら・・・学術大会は5月末ではなく6月初めだったことに気づきました。おぉ~、危ない危ない、5月末で新幹線のチケット取るところでした。私、予定を1週間間違えることが時々あります。鍼灸学生だった頃、夏休みも終わって今日から授業だ!と思って学校に行ったら「来週からです」ということもありました・・・

 

さてさて、話はかわりまして、今日は「ストレッチや体操も要注意」というお話をしてみたいと思います。

よくあるお話なんですが、例えば、治療して腰の痛みもちょっと治まってきたから、軽~い体操をしてみたら、その直後から痛みが増してきた・・・

なぜこんなことが起こるのか?

以前この日記でお話しましたが、そもそも筋肉の緊張(硬さ)は明確な痛みとはなりにくく、こり感や重だるさ、つっぱり感のように自覚します。筋肉の緊張がある状態で、何らかの動作をした際に筋膜のゆがみが起こると、激しい痛みになると考えられます。(ぎっくり腰とか首の寝違いなどが典型例かと思います)これは、筋膜に機械刺激受容器というセンサーがたくさん付いていて、筋膜のゆがみを痛みの信号として脳に伝える仕組みがあるからです。

痛みは、筋肉の緊張+筋膜のゆがみ。という足し算により起こるんですね。

では、そのようなときの治療はと言いますと、引き算で考える。

ぎっくり腰や寝違いの時のような、激しい痛みの治療では、まず「筋膜のゆがみ」を改善することが第一です。筋膜のゆがみが改善されると、動作時の激しい痛みも改善されるからです。

ぎっくり腰の際、何回か治療をして「痛みが改善された」「背筋を伸ばせるようになった」という状況は、この筋膜のゆがみが改善されつつある状態です。

しかし、もともとあったと考えられる「筋肉の緊張」が改善されたわけではありません。ですので、痛みの改善・消失=完治 ではないんですね。

痛みが改善されつつある状態で、運動やストレッチを行うと、再び筋膜のゆがみが起こり、激しい痛みの再発という可能性もあります。運動やストレッチで、さらに状態が良くなるという場合ももちろんありますが、その見極めはなかなか難しいんですね。ですので、治りかけの時は、あまり無理なさらず、特にストレッチや運動は避けて頂いた方が無難かと思います。治療の中で状態をみさせていただき、「このストレッチなら大丈夫」とか「こういう運動くらいなら大丈夫」というものはお伝えもさせていただきます。

「痛みの改善・消失=完治ではない」ということにくれぐれもお気を付けください。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

気が付けばGW目前ですね!

 

「腰痛」には「はりきゅう治療」

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コリと痛みの違い

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

先日、街中を歩いていたら、沖縄ショップを見つけました。仕事終わりだったこともあり、オリオンのノンアルコールビールを購入(私お酒が飲めないので)いやぁ、故郷に帰ってきた~という感じでしたね。生まれも育ちも姫路ですけど 笑

さてさて、話は変わりまして、今日は「こりと痛みの違い」というお話をしてみたいと思います。

例えば、首の症状で、「こったような、突っ張るような、重だるいような」という、いわゆる「首コリ」の症状。よくある症状かと思います。その一方で、「首が明らかに痛い、痛みで動かせない」という「首痛」の症状もあります。

コリと痛み、その差は一体何なのか?筋肉の硬さの違い?炎症度合い?というようなことを考えてみたいと思います。

まず、炎症には、「発痛物質」というものが関わります。体の中で発痛物質というものが分泌されるんですね。発痛物質というくらいなので、ものすごい痛みを起こしそうなんですが、実は発痛物質そのものは大した痛みを起こさないと考えられます。足首をねんざした時をイメージしてください。足首が腫れていますよね、間違いなく炎症が起こり、発痛物質も出ているはずです。しかし、安静にしていられないほどの激痛か?と言えば、そんなこともないはずです。じっとしていれば、まぁ、ジンジンしたりズキズキしたりはするものの、我慢できな程ではない場合が大半です。発痛物質による痛みは、いわゆる「鈍痛」なんですね。

引き続き、足首ねんざで考えてみます。

では、足首ねんざで、我慢できないほどの痛みが出るのはどんな時でしょうか?

それは、足首を動かしたときではないでしょうか。不意に足首を動かしてしまったとき、予想外に体重をかけてしまったとき、こういう場合に激しい痛みを感じるかと思います。これは、言い換えると、ねんざして腫れている周辺筋肉が動いたときなんです。

筋肉は筋膜という薄い膜で覆われています。この筋膜には、痛みを感じとるセンサーがたくさん付いています。炎症やその反射による筋肉の硬さがあり、そこに動作が加わり筋膜が歪むことで激しい痛みがあらわれるという仕組みなんですね。

首を例えに話をしようと思ってたのに、いつの間にか足首になってしまいましたが・・・

首のコリは、激しい痛みを感じないと思いますが、こった状態で何らかの動作時に筋膜が歪むと激しい痛みとなる可能性が考えられます。「寝違い」はその典型例かと思います。寝違いも、動かさなければそれほど痛みは感じない場合が多いかと思いますが、これも炎症による痛みではなく、筋膜の歪みやそれが動いたときの痛みと考えられます。

というわけで、できれば激しい痛みになる前のコリ段階で治療しておくのがおすすめです。

それでは今日はこのあたりで失礼します。今日は午後から雨が降るかもしれないそうです。傘お忘れなく。

 

「首肩のこり」に「はりきゅう治療」

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呼吸とリラックス

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

いつの間にか桜が満開。ランニングついでにあちこちの桜を眺めるのが楽しみな今日この頃です。

さてさて、話は変わりまして・・・今日は「呼吸とリラックス」というお話をしてみたいと思います。

「呼吸を整えたら自律神経も整う」なんてお話、聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

これは、呼吸中枢というものが脳にあるのですが、その1つが「偏桃体(へんとうたい)」という部分でして、この偏桃体は呼吸にも関わっている一方で、情動を作り出している部分でもあるんです。なので、呼吸を整える→偏桃体に作用する→感情が落ち着く→自律神経が整う。と、こういう仕組みで「呼吸を整えたら自律神経も整う」と言われているのだと思います。

実際に、全く違う2つの音楽を聴いたときの呼吸を調べた実験があります。(すいません、音楽に詳しくないのですが、1つは落ち着いたピアノ演奏、もう1つはギターを用いた賑やかな演奏、だとイメージしてください)結果は、落ち着いた音楽を聴いている時は呼吸は安定、賑やかな音楽を聴いている時は呼吸は乱れたそうです。まぁ、賑やかな音楽が好きで、それを聴いている時の方が落ち着く・・・という方の場合、呼吸はどうなるんだろう?という疑問は浮かびますが、それはさて置き、この実験でも「感情と呼吸」言い換えれば「偏桃体と呼吸」の関連性が示唆されたわけなんですね。

ということで、皆さん日頃色々とお忙しいとは思いますが、ちょっと深呼吸したり、のんびりとストレッチしながら呼吸を整えたり、スローテンポな音楽を聴いたりすることで、精神的リラックスな時間を作っていただければと思います。

そして、深呼吸をする際、呼吸筋がしっかりと動くことも大事です。首肩や背中に加え、肋間筋(肋骨の間にある筋肉)も硬くなってる方は意外と多いです。それらをはりきゅう治療で緩めておくこともリラックスするためには大事です。←ちゃっかり鍼灸PR

それでは今日はこのあたりで失礼します。今週末まで桜がもつでしょうか??

 

「体が緊張しすぎる」そんな症状にも「はりきゅう治療」

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GW間の休診・診療のご案内

いつもご来院くださりありがとうございます。

また、ホームページをご覧くださりありがとございます。

GW間は以下の通り、休診・診療させていただきます。

ご予約はお電話079-245-3552「はり治療の予約」もしくは「あんまの予約」とお伝えください。

LINEからもご予約承ります。

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お灸の選び方

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

昨日の天気予報では雨にはなっていなかったんですが、今朝は雨ですね。まぁ、そんな時もある!

話はかわりまして。今日は「台座灸」のお話をしてみようと思います。

台座灸(だいざきゅう)とは、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが「せんねん灸」と言うと「あぁ、あれか」とイメージしやすくなるかもしれませんね。

因みに、せんねん灸とは色々なメーカーが販売している台座灸のうちの1つなんです。

台座灸はドラッグストアでも買えますし、インターネットでも買えます。で、先日、インターネットで買った人の声を見ていると、「やけどした」「水ふくれができた」という内容の投稿がいくつか目にとまりました。

台座灸は、自分でカンタンにできるお灸ですが、やり方によっては小さな火傷(自然治癒する程度です)になることはあります。

なので、以下のことに気を付けていただきたいなぁと思います。

①台座灸の選び方

 

上の画像、これが台座灸です。台座灸はもぐさの質、量、台座の厚さにより、燃焼温度が違います。メーカーにもよりますが、弱中強、とか、マイルド・ソフトなど種類分けがされています。

因みに、上の画像の、台座の色が赤っぽい方は「強」です。もう一方の台座の色が黄色っぽいのが「中」です。強の方が台座が薄いのでそれだけ熱く感じやすいです。

2種類の台座灸を上から見てみますと、ちょっとわかりにくいですが、強の方が筒部分(もぐさが筒状になったもので、ここに火をつけて燃やす)が太くなっています。もぐさがたくさん詰まっているので、燃焼時間も長くなります。(それだけ熱刺激が強い)

上記のことを踏まえ、台座灸の選び方なんですが、特殊な場合を除いて「強」は使わない方が無難です。私の治療でも足の裏以外は強は使いません。火傷や水ぶくれの原因になるからです。ソフト・マイルド・中という表記の物を選んでいただければと思います。

②外すタイミング

台座灸は、火をつけてもすぐには熱くなりません。最初は無感覚、その内じわ~っと温かくなってきて、それを通り越すとピリピリ感・かゆみ・若干の痛み(熱によるもの)を感じます。水ぶくれや火傷が気になる方は、ピリピリ感がでてきたら外すとリスク回避ができます。私の治療でも「ピリピリ感がでてきたら教えてください。我慢はしないでくださいね」と患者さんにお伝えしています。最後まで燃やさないと効果がないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、ピリピリ感がでてきたタイミングで外しても、お灸をした部分の皮膚は赤くなっているので、お灸の熱刺激により、少なくともその部分の血管拡張は起こっています。

色々とお話いたしましたが、①台座灸の選び方②台座灸を外すタイミング、この2つに注意していただければ、小さな火傷や水ぶくれはほぼほぼ防げるかと思います。

では今日はこのあたりで失礼します。

 

「神経痛で足が痛くて歩きにくい」そんな症状に「はりきゅう治療」

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3月9日(日)開催 第2回反応点治療関西実技講習会のご案内

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

3月9日(日)に鍼灸師・鍼灸学生を対象とした、一社)反応点治療研究会主催 第2回反応点治療関西実技講習会を開催します。

この講習会は、痛みはどのように出現するのか? 自律神経とは? 内臓疾患に対する鍼灸治療はどのように行えばよいのか?鍼をすると体にどのような反射が起こるのか?など、毎回テーマを変えながら、2か月に1回開催しています。「鍼灸治療を解剖学的・生理学的に紐解いていく」そんな講習会です。午前は講義・午後は実技の2本立てで、実技は習得レベルに合わせて指導するので、初めての方や学生さんも安心してご参加いただける内容となっています。

内臓疾患に対応できるようになりたい、現代医学に基づいた鍼灸理論を学びたい、独立できる技術を身につけたい等々このような方におすすめの講習会です。

詳細は以下URLもしくはQRコードよりご覧ください。(お申し込みもURL/QRコードよりしていただけます)

https://hannouten.peatix.com/

 

 

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痛みを抑える神経回路

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

先日、AIを使って私の顔写真から似顔絵を描いてもらいました。すると・・・女性の似顔絵が出来上がりました!なんでやねん・・・私、オッサンですけど!名刺に似顔絵を入れようと思い、遊び半分でやってみたけど、こりゃだめだ 笑 次を試してみます。

 

さてさて、話は変わりまして。

以前にも日記でお話させていただいたことがありますが、今日は「下行性疼痛抑制系(調整系)」についてお話してみたいと思います。

例えば、朝起きた時、腰が痛かった。でも今日は絶対に休めない仕事があるから頑張って出勤した。仕事中は集中しているためか無事作業を終えて帰宅したら、強烈な腰の痛みがでて動けなくなってしまった。

なんてお話を、よく患者さんからうかがいます。

仕事を例にお話しましたが、これ、スポーツに置き換えても同じです。体の調子が悪いなと感じつつ試合に出た。試合中は痛みもなくプレーできたが、試合後に強い痛みを感じるようになってしまった。という具合ですね。

人間の身体には受容器というセンサーがあり、これらが刺激(例えば温熱とか圧迫、それ以外だと筋肉の伸び縮みなど)を感知し、その情報を脳に伝えることで私達は「痛み」を認識しています。手や足、腰、首から脳に向かって情報が上がっていくので「上行性」と言われます。

その逆に、脳から脊髄を通って下行性に働く神経回路があります。(これを下行性と言います)

下行性が何のためにあるのか?それは痛みを「ある程度抑えるため」です。セロトニン、ノルアドレナリンなどが働き、痛みの情報を遮断する役割があるんです。

「試合中はアドレナリンがでてたから痛みを感じなかった」などと言いますが、あれはこの下行性疼痛抑制系にノルアドレナリンが関わっているからそういう表現になっていると考えられます。

へぇ~、下行性疼痛抑制系って、痛みを抑えてくれる便利なものなんだなあ。と思う反面、この仕組みは、あくまで「痛みを感じにくくしているだけ」とも言えるので、痛みの原因が治っているわけではないということも考えなければいけませんね。

痛む時はなるべく早めの治療をおすすめします。

それでは今日はこのあたりで失礼します。今日明日は雨のようですね、足元お気を付けください。

 

「痛くて歩きにくい」そんな「痛み症状」に「はりきゅう治療」

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実験

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

さすが2月!という寒さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先週末くらいから私の父が「三叉神経痛」と思われる症状が出ておりまして・・・突如ズキーンとした顔の痛みに襲われる(片側の頬)ということで、はりきゅうで毎日治療しています。三叉神経痛にも様々な状態がありますので一概には言えませんが、はりきゅうで改善するケースは非常に多いです。父の場合も治療開始時に比べると、かなり改善しました。三叉神経痛でお困りの方は、はりきゅう治療を試してみてください。

話は変わりまして・・・

私が所属している鍼灸師の会で、3月に症例発表をします。症例発表というと、「こんな症状の患者さんに対してこんな治療をしたらこんな結果になりました。それにはこんなことが考えられて・・・今後の課題はこうで・・・」というような内容になるかと思うのですが、今回の発表は、患者は私自身。右眼の黄斑といわれる部分がかれこれ4年ほど前から浮腫んでいまして、昨年末の運転免許更新時に、視力が低下していることに気づいたんです。(日常生活にはそれほど支障がないんですけど)

そこで、ローラーはりという治療道具を用いて、いわゆる「眼への治療」を行い、その結果視力が変化するのか否かを実験してみようと思い、今取り組んでいます。

いくつかの実験方法を行い、その結果を比較している途中なんですが、結果をパッとみると「う~ん、視力に変化があるのかないのか、よくわからんなぁ・・・」という感じです。ローラーはり刺激で視力が良くなっている場合もあるけど、何もしなくても視力が良くなっている場合もある。

ということで、私自身あまり理解できていない「統計」?を用いて、「偶然ではない差」があるのか否かを調べてみました。

このあたりについては、Youtubeでのわかりやすい解説を見ながら見様見真似で行いました。

すると、いくつか試した実験方法のうち、1つの方法だけに、「有意差あり」という結果が出ました。

おぉ!!と感激したのはイイんですが、「なぜその方法だけに有意差がある変化」が起きたのか?がわかりません 笑 ここを考える必要があります。

まぁ、有意差があったにしろ、データ数が少なすぎるので、この結果をもって何か明確に言い切ることは難しいとは思いますが、高額な検査機器がなくても、統計学の専門知識がなくても、こういうことができるんですね。恐るべし文明発達!

 

「三叉神経痛」には「はりきゅう治療」

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