さてさて、今日は、平衡感覚（へいこう感覚）のお話です。

めまい・立ちくらみ・よくつまずく・急にドキドキムカムカする・体が冷える・吐き気がする・・・

このような症状ありませんか？

実はこれらは、平衡感覚の乱れが原因かもしれません。

平衡感覚（バランス感覚）は、耳の中にある三半規管がつかさどっています。

当然、三半規管は左右１つずつありますので、その左右差も脳に混乱を招く原因となります。

平衡感覚障害は、自分では認識しにくいと言われています。

そして、その障害は、様々な自律神経障害を引き起こします。

「検査しても原因がよくわからないけど、上記のような症状で困っている」という方、平衡感覚障害を疑い、治療してみることも手段の１つかもしれません。

治療は、はり・きゅうでできます！

ぜひお試しください。

さてさて、先日ＮＨＫの「ためしてガッテン」で肩こりについて放送されました。

たまたまＴＶを点けたらやっていたので観ました。

肩こりの原因は「筋膜」にできたシワ。だそうです。

これは、数年前から言われていることで、私が行なっている鍼灸治療も、皮膚と筋膜を重要視しています。

筋膜を鍼で刺激することで、かたまっている筋肉を正常な長さに戻すことができるという理論です。

鍼を入れる深さや角度を変えることで、深層にある筋膜も刺激できるのが、鍼灸治療の特徴ですね。

凝り固まるのは、表面の筋肉だけではありませんので、当然、深部筋の治療が必要な場合もあるわけなんです。

人間の体は、首や肩にすごい負担がかかるような作りになっています。（重たい頭が１番上にありますので。そして、外部とつながる穴＝鼻・眼・耳・口が顔についてるので）

凝った感覚がなくても凝っていることってよくあります。

少しでも「おかしい」と思ったら、早めの治療をおすすめいたします。

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さてさて、昨夜帰宅してから、サッカーＷ杯予選「日本ＶＳアフガニスタン」をＴＶで観ていました。観ていてふと思ったんですが、ゲスト「松岡修造さん」だったら、けっこう面白そうな気が・・・解説松木安太郎さんとの絡みもすごそうですし例え負けている試合でも、前向きな気持ちで観られそうな気がします。

話は戻りますが、昨夜の会議の最後に「学びあいの時間」というものがございまして・・・

他社さん（異業種）の経営理念とその補足説明を聴き、それに対してフィードバックするということをやっています。

昨日、発表された経営理念の中に「会社と従業員の潤滑油となる」という文言がありました。（社労士さんの理念でした）

あなたの何業ですか？

と聞かれた時、ついつい「鍼灸師です」と答えてしまいがちで、それは決して間違いではないんですが、「誰のお役に立つ仕事なんですか？」「どんなお役に立つ仕事なんですか？」ということがすごく重要であると、その昔教えていただいたことがあります。

私の仕事は、鍼を打ったり、ダイエットの方法を提供することではなく、それらの技術・知識を活かし、患者さんに今以上イキイキと元気になっていただくことです。

病院の検査では異常がない。でも体の不調があって困っている。こんな方に、ちょっと違った角度からの治療を提供し、元気になっていただくことです。

昨夜は、そんなことを再確認できた素敵な夜でした。

昨日は、「鍼灸　反応点治療」の講習会にスタッフ参加してきました。

会場が神戸だったため、電車で移動。

雨で湿気がすごいし、のどの調子が悪かったし・・・心配していたんですが・・・案の定・・・

電車酔いめまい感

実は私、電車酔いをよくおこします。

耳の中にある三半規管の状態があまりよくないんだと思います。

酔い止め薬もありますが、常日頃から予防する方法があります。

綿棒で、耳たぶの付け根を軽～く擦る。

これだけです。

力をいれず、軽くです。

片側３分程度で良いと思います。

寝る前にでも、テレビをみている時にでも、いつでも結構です。

耳たぶ付け根の皮膚を刺激することで、体性‐内臓反射を利用し、三半規管の状態を良くすることができると考えています。

乗り物酔いする方、ぜひお試しください。

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今日、患者さんから「鍼をすると、どんな理由で体は良くなるんですか？血行がよくなるからですか？」というご質問をいただきました。

確かに、血行が改善することによる影響もあるとは思います。が、それよりももっと重要視していることがあります。

それは以下の２つ。

①自律神経反射による炎症抑制
　皮膚を刺激することで、粘膜炎症を抑えることができま　
　す。粘膜の炎症は、脊髄反射を介して、特定部分の筋肉
　を硬くすると考えられますので、筋肉の治療を行う際に
　も、皮膚を刺激することが必須です。

②筋肉の自源抑制を利用した、筋緊張緩和
　筋肉には、正常な長さを保つ機能が備わっています。凝
　り固まった筋肉に、鍼を打つと、筋肉が引き伸ばされる
　のですが、それを感知し、元の正常な長さ（凝り固まる
　前）に戻ります。これを自源抑制と言います。

どちらにしろ、本来、カラダに備わっている反射を利用した治療が「鍼灸治療」です。

色々な考え方の鍼灸師がいらっしゃるとは思いますが、私はこんな考え（治療理論）で治療を行っています。

少々難しいお話ですが、治療前にはわかりやすく図を用いてご説明いたします。また、治療について、体の状態について、わからないことがあれば、いつでも
おたずねください。

さてさて、本日の日記は、鍼灸治療についてでもなく、ダイエットについてでもなく、何か体に関わるお話でもなく・・・ただただ、世間話です・・・

土曜日の夜、車のガソリンが減っていることに気付き、給油に行ったんです。

その帰り道、自宅まであと１分ほどのところで何かを発見。

車の通りも少ない、やや細い道路の真ん中に、何かある。

茶色？灰色？のような、石にしては大きすぎる物体。

一瞬、う○こかと思い、手前で車をとめたんです（食事中の方、すいません）

よ～く見ると、わずかに動いている。

車から降りて見てみると・・・

それは・・・

カメでした。

何かと比較して写真を撮れば、この大きさが伝わりやすかったかもしれませんが、Ａ４サイズくらいあったと思います。

「車に乗るかい？」とナンパしたところ、「結構です」と言わんばかりに、首をすぼめられてしまいました・・・

帰宅して興奮しながら、このカメの話を息子にしたら、「見にいきたい」というので、（しかも恭子先生までそう言いだしたので）家族そろって見に行ってみたんですが、すでにカメの姿はなく・・・カメって、意外と歩くの早いんですね。

まぁ、写真撮れたし、かめへんかめへん！

無理やりなオチですいません

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さて、今朝の新聞に「アリの会話」という記事が載っていました。

アリがすれ違う時に、頭と頭をゴッツンコさせる。あれは、特定タンパク質を出し、それにより、情報交換をしているそうんなんです。

偶然ですが、昨夜、息子に「アリとアリはすれ違う度、頭をぶつけあうけど、痛くないんかなぁ？」という会話をしたんですが、頭をぶつけるのには、ちゃんと意味があったんですね。

たんぱく質ついでに・・・

人間の体はたんぱく質でできています。

筋肉・骨・皮膚・髪の毛・爪・・・全部たんぱく質でできています。

１日活動すると、体は消耗します。

それを修復するのにも、やはり、たんぱく質が必要です。

その量は、活動内容にもよりますが、体重１㎏あたり１ｇ必要とされています。

体重６０㎏の人であれば、６０ｇです。

６０ｇのたんぱく質を補うのは、なかなか大変なことですが、まずは、自分が食べているものに、どれくらいのたんぱく質が含まれているのかを確認することから始められてはいかがでしょうか？

たんぱく質をしっかり補って、元気な体を作りましょう！

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さてさて、今日は「偏頭痛」のお話です。

偏頭痛は「頭の片側にのみにおこる頭痛」と思われがちですが、最大の特徴は、「血管に起こる炎症が痛みの原因」ということです。

血管自体が痛むというわけではなく、炎症がおこり、「発痛物質」が分泌されることにより、痛みがあらわれるのだと思います。

では、なぜそんなことが起こるのか？

ピーナッツや、アルコール、チョコレートなど、特定食品がそのキッカケになるという説、三叉神経の障害説、ストレス説・・・色々な説がありますが、私が考えているのは・・・

「内臓粘膜の炎症による反射」説。

特に、鼻や眼、耳の中、口腔内におこった炎症です。

これらの炎症は、その部分での交感神経の働きを高めます。その反射により、神経同士つながっている部分、すなわち、頭の特定部分の血管が拡張→炎症→痛みとなるのではないか？と考えています。

先日、偏頭痛で来院された患者さんとお話していたら、頭痛がでる時期と、花粉症がひどくなる時期が、見事にピッタリと合っていました。

偏頭痛は、薬で治療するという方法もありますが、「薬ばかり飲むのもイヤやなぁ」と思われている方は、ぜひ、鍼灸治療をお試しください。

さて、先日、起立性調節障害と診断された患者さんが来院されました。

起立性調節障害は、小学校低学年から中学生の約１０％に見られる症状で、朝起きられない、頭痛、全身倦怠感、不眠、めまい、食欲不振等が起こります。病院で検査をしても、特に異常が見当たらないことも特徴の１つです。

ひどくなると、日常生活にも支障をきたし、通学ができなくなることもあるということで、最近、注目され始めている症状です。

原因は、急激な血圧の変化ではないか？という説が有力とされています。

体を動かした瞬間、脳への血流量が減り、脳内が低血圧状態になることが原因ではないか？ということです。

それともう１つの原因が「ストレス」だそうです。

私の大嫌いな言葉「ストレス」です。

原因はストレスにあり。と言ってしまった瞬間、治療方法は一切なくなってしまいます。だって、ストレスを取り除く手術・薬・鍼・マッサージ・・・なんて、この世には存在しないからです。

ストレスが原因なんて、それは、治療家による治療放棄だと思います。

おっと、変なところで熱くなってしまいましたが・・・

話を戻しまして。

脳の低血圧状態ですが、これもありえない。

脳は、生きていくうえで極めて重要な臓器です。

そのため、どんなことがあっても、血流量が保てるように、脳底に動脈の輪があるんです。ここから、血液が安定供給される仕組みになっています。なので、脳への血流量が減るなんてことは、ありえません。

では、この起立性調節障害の原因は何か？

私は、耳の中にある三半規管の炎症だと考えています。

「めまい」と同じ原因です。

三半規管に炎症が起こると、自覚症状として「めまい」があらわれます。が、「めまい」を自覚できない場合もあります。そんな時に「何となく体が重たい」「無気力」「食欲不振」などがあらわれる可能性があるんです。

なので、起立性調節障害の患者さんに対する私の鍼灸治療は、徹底的に「耳」を治療します。

先ほどの患者さんも一刻も早い回復を目指して、２人３脚で治療に臨みたいと思っています！

さてさて、今週は日記が２回だけになってしまいました。

ごめんなさい

ごめんなさいついでに、もう１つ。

今週は、かなりご予約が混み合い、せっかくお電話いただいたにも関わらず、ご予約をおとりできなかったり、ご希望時間に添えなかったりと、患者さんに大変ご迷惑をおかけいたしました。

すいませんでした。

真夏の暑さが少し緩み、夏の疲れがじわじわと現れる時期かと思います。

真夏以上に体調にはお気を付けくださいね。

明日は休診日です。

２４日（月）から、全力で治療させていただきます。

よろしくお願いいたします。