ピーナッツとさば缶
おはようございます。めまい・不眠・膀胱炎などなど、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日から、自宅で淹れるコーヒー豆が変わりました。スタバのグアテマラ豆になりました。ちょっと前のお話しなんですが、当院の北村先生が「これ要りますか?」と、スタバのコーヒー豆と、コーヒー豆の引換券を持ってきてくれたんです。自宅で飲まないの?と聞くと、北村先生はコーヒー豆は使わないそうで・・・スタバ福袋の中に入っていたものらしく・・・思わず、「豆要らんのに、なんで福袋買ってん!?笑」と突っ込んでしまいました。スタバのコーヒーは私には少々苦いイメージがあったんですが、久しぶりに飲むと、全くそんなことはなく、美味しいコーヒーでした。グアテマラも美味しかったので、また休憩中に北村先生と一緒に味わおうと思ってます。
「ピーナッツ、さば缶」
減量5週間目に入った私。そろそろ飽きてきた感もありますが、目標まであと一歩なので、このまま続けようと思っています。
今回の減量で、私がお世話になっているのが、バターピーナッツとさば缶です。
ピーナッツは、バターピーナッツでなくてもよいと思います。(買ったのがたまたまそうだっただけです)ピーナッツは、食物繊維とたんぱく質が豊富で、消化に時間がかかりますので、食べ過ぎると消化不良を起こしますが、逆に言えば、少量食べるだけで、けっこう腹持ちが良いです。因みに、栄養表示をみると、炭水化物が高いようにも思いますが、炭水化物は糖質+食物繊維ですので、減量時に避けたい糖質量はそれほど多くはありませんので安心です。ピーナッツは、空腹感が強い時の間食として用いています。(ピッナッツを2、3粒食べて、熱いお茶をすすって・・・これを何回か繰り返すと、満足感がでてきます)
さば缶は、なんといってもたんぱく質が豊富!一缶食べると、26gほどのたんぱく質が摂れます。さばの脂も摂れますし(筋肉量を極力減らさにためには、脂質摂取も大事なんですよ)、味噌味やしょうゆ味もあり、飽きがこないことも利点ですね。先日、「いわし缶はどうなんだろう?」と思い、栄養表示を見てみましたが、さば缶のほうがたんぱく質量が多かったですので、私はさば缶一筋です 笑
炭水化物を減らして、たんぱく質を増やす。これがダイエットの鉄則だと思いますので、上記2品をうまく食習慣に取り入れるメリットは大きいかなと思います。
お昼ごはんが、うどんとおにぎりの場合など、おにぎりをさば缶にしてみる。これだけで、ある程度やせられると思いますので、ぜひお試しください。
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チートデイ
おはようございます。めまい・不眠・低血圧ななど、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日の早朝トレラン(山走り)。徐々に明るくなってくる感じがイイんです!!
昨日はバレンタイン。今年は在宅勤務で出勤機会が減っていたり、緊急事態宣言で外出機会が減っていたりということで、義理チョコが減少傾向にあるとTVで言っていました。へぇ~、なるほど。そして、海外では、男性が女性にお菓子や一輪の花をプレゼントするという場所もあるそうです。これまた「へぇ~」です。
「チートデイ」
私、昨日はチートデイにしていました。この日記でも何度かご紹介していますが、「チート」とは「ダマす」という意味です。ダイエット中、低カロリーな食事を続けていくと、体重や体脂肪が減っていきます。やせるためのダイエットなので、しっかり成果がでていて良いことなんですが、体は「あれ?エネルギーが不足しているぞ。これは危険な状態だから、代謝を下げて、少ないエネルギーで生きていかなければ・・・」と、省エネモードに入るわけです。すると、ある程度体重・体脂肪が減ったところから、減少しなくなったり、明らかに減少ペースが悪くなるんですね。これがいわゆる「停滞期」の正体です。
私は、減量を開始して本日5週間目にはいりました。減量自体は順調に進んでいて、丸4週間で体脂肪が4%近く減っています。しかし、あと一歩が減らない状態が続いていまして・・・
そこで、昨日はチートデイとしました。
好きなものを好きなだけ食べる!!
朝からドーナツ、チーズをのっけたパン、チョコレート、お昼は雑炊、夕方の間食にフライドチキンとメロンパン、夕食は超炭水化物!夜食にパンケーキと煎餅・・・
と、自分でも驚くほど食べました 笑
これだけ食べると、当然、今朝の体重・体脂肪は増えています。
しかし、それでOKなんです。
1日だけ、しっかりとカロリーや栄養を補うことで、体は「あっ、こんなに栄養が入ってくるんだったら、脂肪としてエネルギーを貯めておく必要はないな」と安心して体脂肪を減らすようになるんです。
というわけで、今日からまた減量開始。今週中にはもく目標までいってしてしまいたいなぁと思っています。
停滞期かなぁとお困りの方は、ぜひ、チートデイをお試しください。心の休息にもなりますよ~。
自分の目標までやせたい。そんな方に鍼灸院がプロデュースするダイエット。
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山走り
おはようございます。めまい・不眠・逆流性食道炎など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」吉田和平です。
昨日、早朝にトレイルランニング(山走り)をしてきました。私は、超初心者ですが、偶然、近所に住む親戚がトレイルランに夢中だということで、一緒に走りました。さすが、慣れている様子で、下りはペースが速すぎて、まったくついていけませんでした 笑 それにしても、近所に山がいくつかあり、10分ほど走れば、山登りをスタートできるこの環境、なんてラッキーなんだと思います。
この写真を撮った直後、朝日が昇ってきました。
因みに・・・以前も日記に書いたかもしれませんが、トレランを始めたきっかけは、私が減量するためでして、「今年は体脂肪1桁台にする。(そのうえで、筋肉量+2~3㎏)」という自己満足な目標に向かって、現在食事制限+運動を行っています。
トレランって、キツい山道を何時間も走り続けるような過酷なイメージでしたが、それは、大会で優勝を狙うようなアスリートの話のようで、登りがキツければ歩けばいいし、お腹がすいたら腰を下ろして軽食をとってもいいし、景色がきれいならそれをぼ~っと眺めるのもいいようです。私は、とりあえず頑張って走り続けることを目指しますが、心拍数が上がって、ヒィヒィ息切れすると、勝手に徒歩くらいのスピードになってしまいます 笑
そんな初心者の私ですが、トレランを始めてから、体脂肪の落ちるペースが格段にあがりました。
心拍数が上がるトレランは、走り終えた後も数時間は代謝が上がっている可能性が考えられます。
ウォーキングされている方も、ちょっと坂道や階段をまじえて、息があがる時間を作ると、減量になるかもしれませんね。
少々話は変わりますが・・・
トレランをするにあたり、最初はランニングシューズで走っていたのですが、やっぱり滑って走りにくい。ということで、トレランシューズを買いました。
インターネットで恭子先生が見つけてくれたんですが、なんと、セールになっていて、3000円弱!!これがですね、もう驚くほど滑らないんですよ。ランニングシューズとは全然違います。クッションもいいですし、普段履きにしたいくらいです。
すいません、今日は、トレランといい、ダイエットといい、私の趣味の話のみになってしまいました・・・
それではこのあたりで失礼します!
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妄想中
おはようございます。めまい・立ちくらみ・不眠ななど、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日、送りたい荷物があったので、近所のコンビニへ行ったんですが、こんなのが売ってありました。
試しに、「香りロースト」と一緒に食べてみたんですが、パンケーキの味か否かはわかりませんが、甘くておいしかったです。(ほとんど娘がたべちゃいましたけど 笑)
「ビジョン」
先日、参加したオンライン勉強会で「ビジョン実現のための準備をしていますか?」という質問がありました。
ビジョン・・・
固まる私の頭・・・
1年計画はある!けど、3年後のビジョンは?と言われると、何となくこうなっていたいというのはあるけど、かなりぼやける。10年後は?となると、ぼやけるどころか、何も見えない!というのが正直なところ。
だって~、10年後なんて、どうなってるかわからんやん!?というつまらない言い訳をしてしまいそうになります・・・
「人生は逆算」という言葉も知ってはいるけど、なかなか現実に落とし込むことができていない。
「ゴールがないのに走り続けるの?無理じゃない?」と言われたこともあり、納得はしたものの、これまた現実に落とし込むには至ってない。
しかし!!
この勉強会では、ビジョン=妄想 だということを教えていただきました。
ビジョンは妄想から始まる。だそうです。
いや、これには賛否両論、人それぞれの考え方があると思いますが、私は、単純に「そうなんや・・・それなら考えられるかも」と思いました。
ということで、10年後の自分や院をちょっと妄想中。
コロナ禍で、目の前のことに追われることが多かったこの1年。大事なことに気付かせていただけた勉強会でした。感謝!
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ブラタモリ
おはようございます。脊柱管狭窄症治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
実は、脊柱管狭窄症の代表的な症状の1つ「歩いているときの足の痛み」にも自律神経は関係しています。ですので、痛みがでている患部の治療も大事ですが、下腹部の治療も大事になりますよ。
「季節は巡る」
院受付の桜のつぼみが1つだけ開花しました!
今朝は寒くて手が冷たくて、足湯ならぬ手湯をしたぐらいでしたが、季節は確実に春へと向かっているんですね。
「ブラタモリ」
NHK総合(TV)で土曜日の19:30~放送されている「ブラタモリ」という番組があります。全国各地の名所やそれにまつわる歴史などが紹介される番組で、面白いです。
そのブラタモリで、2月13日(土)は大分県日田市が取り上げられます。
大分県日田市は恭子先生の実家があります。天領として栄えた街で、下駄や、お雛様が有名ですが、最近ですと「日田天領水(天然水)」や「進撃の巨人(アニメ)」も有名ですね。私個人的には、「山水(さんすい)」という日本酒と、鶏たたきと、日田焼きそばがおすすめです。食べ物ばっかりやな・・・
コロナ禍で長い間帰省できていないタイミングでのブラタモリ♪待ち遠しいです!
お時間ございます方は、ぜひ!
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有酸素運動の誤解
おはようございます。めまい・不眠・胃腸障害など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」吉田和平です。
昨日は、一人のんびりと早朝ランニング。16㎞くらい走りました。途中、男山の階段を目の前にして、ダッシュしようか否か迷いましたけど・・・迷った挙句、ダッシュ!!最後はヘトヘトで歩いている人とスピード同じくらいになっちゃいました。
階段を登ったところから見る姫路城&朝日は、感動するくらい美しいです。三脚を立てて写真撮影されている方が数名いらっしゃいました。
逆方向を見ると、雲海?霧?これも綺麗な景色でした。
ランニングで歩数は約2万3千歩。午後から息子がサッカーをしようと誘ってきたので、公園で軽くサッカーをして、なんだかんだで昨日は4万歩でした。今日、足裏が痛いのはそれが原因か!?
「有酸素運動」
運動には、エネルギーを作る過程で酸素を必要とする「有酸素運動」と、酸素を必要としない「無酸素運動」があります。
(運動中に呼吸するかしないかという理由で区別されているわけではないんですよ~)
今日は有酸素運動のお話です。
有酸素運動は、脂肪を燃やす効果があるからダイエットに最適だと言われています。ただ、よく言われるのが20分運動したくらいから脂肪が燃えだすので、長い時間運動したほうが良いということです。
これ、少々、いや、かかなり省略された言葉でして、それ故、間違った解釈がされてしまっています。
有酸素運動、イメージしていただきやすいように、例えばウォーキングだとします。
ウォーキングを20分するとします。
スタートしてすぐは、糖質がエネルギー源として使われると言われていますが、実は、糖質と脂肪の両方がエネルギー源となります。比較的、糖質の方が多く使われているのですが、脂肪が燃えていないわけではありません。ウォーキングをやり続け、20分ほど経つ頃には、糖質よりも脂質の方がエネルギー源として多く使われるようになります。
上記のことが、省略されてしまった結果、「有酸素運動は20分以上しなきゃ、脂肪が燃えない」という風になってしまったんだと思います。
有酸素運動は、10分だけしても脂肪はちゃんと燃えます。長い時間しようと思うと、なかなか続かなかったりしますので、5分でも10分でも、そこから始められるのはいかがでしょうか?
また、食後の有酸素運動は、血糖値を比較的速やかに下げる効果がありますので、やっぱり健康に役立ちますね。
まずは短時間で!お試しください。
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痛くないワケ
おはようございます。めまい・不眠・胃腸の不具合など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
撮りためしていたNHK大河ドラマを、やっと見始めました。TV放送はもう最終回が迫っていますよね。先日私が見た回は、光秀のお母さんが信長が治めた美濃に帰ったという話でしたので、まだまだ物語の先は長い!私がお世話になっている方に福井県出身の方がいらっしゃって、コロナウィルスが収束したら、一乗谷へ行きましょう!な~んて話もしているので、その日を待ち望みながら、今は大河ドラマを楽しみたいと思います!!
「はりはなぜ痛くないのか?」
はり治療を受けられたことがない方は、「痛そう」「怖い」というイメージをお持ちかもしれませんが、当院で初めてはり治療を受けられた患者さんは「全然痛くもなく、気持ちよかったです」という感想をおっしゃる方が多いです。
生身の体にはりを刺しているのに痛くないなんて、そんなわけないやろ~と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、痛くないんですんですよ!
その理由。まず、人間の体の中で、一番痛みに敏感なのは「皮膚」です。体の最表面にあり、外敵(外部からの危険な刺激)から体を守るために、皮膚は痛みに敏感に作られています。
はりをうつ時、皮膚をうまく破るか否かが重要なんです。
皮膚をうまく破るために大事なことは2つあって、一つは、はりをうつ部分の皮膚を引っ張る圧「押手(おしで)」、もう一つは、はりをうつ「切皮(せっぴ)」という手技です。
押手の圧が弱かったり、圧をかける方向がマズかったりして、皮膚の弾力をうまく除去できていないと、はりを打った時に痛みがでやすい。そして、はりをうつ瞬間の勢いが弱すぎたりして、皮膚をスパッと切れないと痛みが生じる場合が多い。
上記2つのことがうまくできている場合は、無感覚、痛みなしのことがほとんどなんです。
因みに、はりを抜いた後、血がでて止まらなくなる。な~んてことは絶対にありません。それは、はりが細く、血管はかなりの弾力があるため、はり先が血管に当たっても、血管が避ける感じになり、刺さらないからなんです。
はりは痛いのか?とよく聞かれますが、「痛くない」
はりを抜くと血が出るんじゃないのか?とよく聞かれますが「出ません」
ツボをついて北斗の拳みたいなことできるんですか?とたま~に聞かれますが「できません!」
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減量3週間目
おはようございます。確実に体脂肪を減らすダイエット「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日のお昼休み、久しぶりに近所の山を走って登りました。最後の階段がきつかった~。たまには、ヒィヒィハァハァ息切れしながら、心拍数を上げて運動するのもよい刺激ですね。
「減量3週間目」
私、減量期に入ってから、3週間目となりました。今回は、独自ルールといたしまして、朝・昼は糖質を摂らない(朝はプロテインのみ・昼はタンパク質中心の食事です)・夕食は普通に食べる。それと併せまして、運動頻度を増やすということで、1週間の内5日ほどは軽くランニングや筋トレをしています。しかし、我慢ばかりは嫌なので、日曜日は好きなものを好きなだけ食べていい日という設定にしています 笑
そんな方法で減量してみて、2週間強が経ちまして、今朝の体脂肪が11.4%。スタート時が14%だったので、まずまずの減量ペースかな?と思っています。
ダイエットするときのポイントは、①体重をよりも体脂肪変化に注目すること。②糖質を制限し、たんぱく質は多く摂ること。まずはこの2つかと思います。
①は、筋肉や骨の量が減っても、体重が減ります。ダイエットの本来の目的は体脂肪を減らすことですので、体重だけでなく体脂肪率・量を注目する必要があります。
②は、糖質を多く摂ると、体内で余った糖質が脂肪に変わります。ですので、まずは糖質摂取を減らす。そして、筋肉や骨の材料になるたんぱく質を増やす。そうすることで、体脂肪を減らし、筋肉や骨の量をある程度維持することができます。たんぱく質を多く摂ることで、意外と空腹感もでにくくなります。カロリー制限も大事ですが、まずは低糖質・高たんぱく食を目指していただくのがよいかと。
そんなこと言われても、どうすればそういう食事にできるのかがわからない。という方の場合は、すごく大雑把な話ですが、主食(米・パン・麺類など)をなくして、おかずのみを食べる。これだけである程度やせられるかと思います。それで空腹感が強くでるようであれば、おかずの量を増やしていただくとよいです。
自粛期間中で、外食の機会も少ない時かもしれません。ダイエットをしやすい時期かもしれません。ダイエットの際は、くれぐれもご無理されませんように。何かわからないことがあれば、お気軽にご質問ください。
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あっか~いと、痛み
おはようございます。めまい・立ちくらみ・不眠など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日、私のスマホが新しくなりました。これまで使っていたスマホが、充電できないときがある・急に画面が暗くなる時がある・データ使用量が満杯で使えないアプリがある、と、限界に達していたんです。が・・・機種変更に行くのが面倒くさいということで、先延ばしにしていましたが、恭子先生と北村先生から「仕事で使っているものだし、そろそろ変えたほうがいいのでは?」と散々言われ、やっと変えました。今更ながらですが「オッケーグーグル!」っていうのが、ちょっと照れくさい・・・
「朝の手の冷たさ解消中に感じた体の仕組み」
一時のことを思えば、ここ数日は朝の冷え込みが緩んでいるのかもしれませんね。とは言え、まだ2月。朝、院の準備で雑巾をしぼったりすると、たちまち指先が冷たくてかじかんでしまいます。
今日は、一通り準備を終えた後、洗面器に湯をためて、しばらく手をつけていました。
手を湯に入れた瞬間は「あぁ~、あったか~い」と思いますが、しばらく浸けていると温かさを感じなくなる。そこで、湯の中で指を動かしてみると、また温かさを感じる。
この現象、よく考えるとなかなか不思議です。湯の温度はさほど変化はないはず。でも、温かく感じたり感じなかったり。
手を湯の中に入れた瞬間は、指先や手のひらにある温度に反応するセンサーが働き、その結果、脳で温かさを感じます。指先のセンサーが反応し、その情報を神経を介して脳に伝えているんですね。しかし、しばらくすると、センサーの反応がおさまってきて、その結果、神経の情報伝達も起こらなくなり、脳が温かさを認知しなくなる。そこで、指先を動かすことで、指先のセンサーが再び働き、神経を介して脳で温かさを感じるようになる。
と、こんな仕組みなんですね。
これって、痛みを感じるときとよく似ていると思います。
歩き出し(動き出し)が痛くて、それを我慢して歩いていると、その内痛みが無くなって動きやすくなる。しばらく休んで、また動き出すときに痛みを感じる。こういう症状の方って、結構多い。
それまで動いていないなかった筋肉が動き出すときに、筋肉(筋膜)にあるセンサーが反応し、脳で痛みを感じている。動き続けていると、次第にそのセンサーが反応しなくなり、痛みを感じなくなる。少し休んで、また動き出すときに、またまたセンサーが反応してしまい痛みを感じる。
さきほどの湯の温かさを感じる感じないの仕組みと同じです。
痛みの場合は、センサーが反応しないようにすることが大事なんですね。
それをするための方法が、鍼だったりお灸だったり、あんまマッサージ指圧だったり、電気治療だったり、整体だったりと、まぁ色々あるわけですね。
そして、そのセンサーは、圧倒的に皮膚・筋肉(筋膜)に多い!!なので、私の「痛みに対する治療」では、筋肉への治療を重要視しているんです。
朝、冷え切った手を湯に浸けながら、そんなことを考えていました。
それでは、今週も充実した1週間となりますように。
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起立性調節障害
おはようございます。めまい・立ちくらみ・不眠ななど、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
今日は、院受付の花で患者さんとの会話が盛り上がっています。
「これ、先生が飾ったんですか?」と聞かれるのですが、そうです!私です!!
桜なのか?桃なのか?不明だったんですが、生け花をされている患者さんから「桜ですね」と教えていただき、スッキリしました。まだまだ蕾なので、開花するのが楽しみです。
「起立性調節障害」
昨日、起立性調節障害の患者さんが来院されました。これを機に、起立性調節障害について私の考え方をもう一度書いておきたいと思います。
起立性調節障害とは、思春期に多く発症する自律神経機能不全で、朝起きられない・低血圧・めまい・頭痛・腹痛・頻脈などの症状があり、日常生活に支障をきたすものです。原因は、脳血流量低下、自律神経失調と言われています。
これが、一般的な起立性調節障害の考え方です。
治療は、血圧を上げる薬が用いられます。
私は、耳の中にある内耳という部分に不調があり、それにより「めまい」が起こっていること。これが原因だと考えています。
まず、脳血流量低下という考え方ですが、人体で最重要組織である脳が、そうもカンタンに血流量低下なんてことが起こるのか?それが疑問です。
脳は、どんな姿勢になっても血液が安定供給できるように、脳の底に「脳底動脈輪」という動脈の輪があります。そこから太い血管で血液が脳に供給されているんです。慢性的に脳の血流量が低下するなんてことは生理学的にちょっと考えにくい。
次に血圧。起立性調節障害では低血圧が指摘されていますが、実際の患者さんを診る限り、必ずしも低血圧ではありません。
血圧が低いから症状がひどい・またはその逆、そのようなこともありません。ですので、血圧の影響はそれほどないんじゃないかと考えています。
次に自律神経失調。自律神経は体の局所ごとで働く神経なんです。大雑把な例えですが、顔部分の自律神経と、おなか部分の自律神経は全く別物ということです。めまいと腹痛を「自律神経失調」の一言でまとめるのは少々無茶です。
というようなことから、私は、起立性調節障害の成因や治療に疑問を抱いています。
私が「内耳不調によるめまい」が原因ではないかと考えている理由は以下です。
・内耳は体のバランス感覚をつかさどっており、そこに不調があれば、ふらつき・めまい・立ちくらみ・乗り物酔いなどが起こる。
・乱れたバランス感覚は、その情報を脳に伝える途中に前庭神経核(ぜんていしんけいかく)という神経の集まる部分を通過する。前庭神経核からは多くの神経線維がでており、体のいろいろな部分に反射が起こる。それが、腹痛(下痢)や頭痛、頻脈・低血圧・気力低下などの原因になる。
上記理由から、起立性調節障害の治療で最重要なのは「めまい」の治療だと考えています。
しかし、まだ疑問に思っていることもありまして・・・
・夕方から体調がよくなってくるのはなぜか?
・男女で発症率が異なる原因はなぜか?
・後発年齢が思春期なのはなぜか?
がはっきりとわかりません。
上記を踏まえていただいた上で、薬以外の治療法を試してみたいという方は、お電話ください。
治療は痛くないですし、治療理論の説明はわかりやすくさせていただきます。
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