かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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「 かずひら日記 」 一覧

ストレス発散と運動

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

昨夜は友人と釣りに行ってました。面白いように釣れました。でも、リールが壊れました・・・おもちゃのような激安リールだったので、仕方がないのかもしれませんが、気に入っていたのでショックです。仕方がないので、もう1個持っている、これまたおもちゃのようなリールでしばらくは楽しみたいと思います!

さてさて、話は変わりまして。

今日は「ストレス発散に運動」というお話をしてみたいと思います。

このテーマについて、随分前から日記に書きたかったんですが、なかなかまとまらなくて、難しくて・・・

と言いますのも、ストレス発散に運動って良いじゃないか!うつ病の人も運動すれば症状が改善するんじゃないか?と思いがちですが、実はストレス発散と運動の因果関係を科学的に証明した研究は少ないんです。

ストレスというものは人それぞれで、その意味も曖昧な部分が大きいこと。運動と一言で言っても、ウォーキング程度の有酸素運動から筋トレのような無酸素運動もあること。運動が良いと一言で言っても、過去にその人に運動経験があるかないかによっても「良さ」に違いがでること。などなど、ストレス発散と運動の因果関係を確かめるための研究モデルを作ることが難しすぎるようです。

ただ、いくつかの文献やデータを総括・評価したものを読んでみると、概ねストレス発散に運動は良いという結果がでています。

ですので、「あぁ、最近ストレスがたまってしんどいな」という場合に、手っ取り早くできる方法として、ウォーキングをしてみたり、自転車に乗ってみたりすることはおススメです。で、試してみた結果「気持ちいいなぁ」と感じたら継続、「ただただ運動がしんどいだけで、スッキリ感は得られなかった」という場合は無理して続けなくても良いのではないかと思います。

因みにですが、運動したら汗もかくし、血流もよくなる。これは副交感神経が働いて体がリラックス状態になるからだ。というような説明もよく見かけますが、あれは間違いです。汗をかくのは交感神経の働きによるものです(汗腺は交感神経支配です)また、血管を拡げるのも交感神経の働きです。

話が逸れましたが・・・

私が読んだ総括・評価には、「過度な運動への依存が気分障害を惹起する。これを運動依存と言い、運動を習慣化した後に何らかの理由で24~36時間程度運動ができない状態になった時に緊張感やうつ感が増加する」ということも指摘されていました。

まとめますと・・・

・ストレス発散に運動することは概ね良い

・運動してみて心地よければ継続、心地よくなければ無理して継続する必要はない

・過度な運動は運動依存につながる恐れもある。運動しなければいけないと思う必要はないので、意図的に運動しない日を作る 

 ことも大事

というようなところでしょうか。

すいません、やっぱりまとまらないお話になってしまいました。

 

 

三叉神経痛には「はりきゅう治療」

週1回/3か月ほどで日常生活に支障がない程度まで改善される方が多いです。

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☎079-245-3552

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ぎっくり腰の治療

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

先日、岡山にお住いの知人の方から桃をいただきました。箱を開けた瞬間にフワ~っとくる桃の香り。もう、こんなの食べなくてもわかる、美味しいに決まってる。で、昨夜いただいたのですが、それはそれは美味でした。幸せ!!

さてさて、話は変わりまして。

今日は、ぎっくり腰のお話をしてみたいと思います。

因みに、ぎっくり腰ははりきゅうで治療できる症状です。ヘルニアがあっても治療できますし、骨の変形があっても治療できます。(ヘルニアや骨の変形がはりきゅうで治るという意味ではなく、それらがあってもぎっくり腰の治療はできますよということです)

先日、来院された患者さんもそうだったんですが、ぎっくり腰で、「背筋をまっすぐ伸ばすことができない」という方は多いです。私も過去に経験がありますが、背筋を伸ばせない状態って、なかなかきついんですよね。ずっと前かがみ状態です。伸ばそうとするとズキっと痛みが走るし、かといってそのまま生活していると背中の張りや太もも裏の張りが強くなってきたりします。

なぜ前傾姿勢になってしまうのか?

まず、背筋を伸ばすということは、脊柱起立筋と大殿筋が主に働きます。

脊柱起立筋は、背筋のことです。背骨の両脇を縦方向に走っている筋肉で、立位や座位で姿勢を保持するための筋肉です。

大殿筋は、お尻の表面を覆っている大きな筋肉です。走ったりジャンプをしたるする際に、足を後ろに蹴る(股関節を伸ばす)働きをしています。股関節を伸ばす(股関節を立てる)働きをするので、これまた立位姿勢を保つ働きを担っています。

脊柱起立筋と大殿筋に異常があると、痛み回避のために、これらの筋肉への負荷を避けようとします。その結果、この2つの筋肉に余裕を持たせるため前傾姿勢になると考えらえます。

ということで、この場合のぎっくり腰は、腰の治療も大事ですが、お尻の治療も大事になるわけなんですね。

先日来院された患者さんにも、腰・お尻の治療をさせていただき、治療終了後、立っていただくと・・・

「あっ、腰伸びました。こんな伸びたの久しぶりです 笑」とおっしゃっていました。

良かったです!というお話なんですが、ただ、治療直後というのは、はりや灸をした反射により、筋肉が一番緩んでいる状態なんです。ですので、その後、また筋肉が緊張して痛みが出る可能性があります。これは、完治に向かう過程でどうしても起こる現象です。治療→状態が良くなる→日常生活でちょっと状態が悪くなる→悪くなりきる前に治療→また状態が良くなる。こういうサイクルで、治療が必要なくなる状態にするのがベストかと思います。

と、いうようなお話を患者さんにもお伝えしました。

おっと、話が少し逸れましたが、ぎっくり腰の治療は、腰だけじゃなく、お尻、場合によっては太もも裏も大事になるんですね。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

そろそろ雨降ってほしいなぁ。

 

「ぎっくり腰」に「はりきゅう治療」

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お盆中、診療日を設けます

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

今夜は久しぶりに高校の同級生との食事会があります。10名ほどの少人数での開催ですが、3年ぶりか4年ぶりです。いや~、楽しみです!

さてさて、話は変わりまして。

先日、当院ホームページでお盆休診のご案内をさせていただきました。(このホームページのトップページ「新着情報」に記載しています)

8月11日(日)~15日(木)まで休診をいただく予定にしていたんですが・・・

患者さんから「長い!笑」「困る!」というお声を複数いただきまして。そんなことをおっしゃっていただき、嬉しいです。

ということで、お盆休診予定だった日を1日、もしくは2日ほど診療させていただこうかと考えています。

ただ・・・只今色々と調整中でして、ご案内がギリギリ直前になってしまうと思います。急に「明日診療します」みたいなご案内になってしまうかもしれません。すいません。

治療をご希望される方で、ご都合が合えば、ぜひお越しください。

では、今日はこのあたりで失礼します。

暑すぎて夏バテ気味な方もいらっしゃると思いますので、週末、しっかりと体を休めてくださいね。

 

 

「めまい・ふらつき、自律神経症状」に「はりきゅう治療」

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便秘って、どういう状態?

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

昨夜、仕事を終えてから、近所の海へ釣りに行きました。最近の暑さで、魚も夏休みでした・・・(小さい魚しか釣れなかった)

まぁ、そんな時もある!切り替えて、また来週にでも行ってみようっと。

話は変わりまして・・・

今日は便秘のお話をしてみたいと思います。

皆さん「どういう状態が便秘でしょうか?」と質問されたらなんて答えますか?

毎日便通がない状態?では、2日に1回の便通があれば便秘ではない?3日に1回だったら?

と、まぁ、排便頻度だけを考えても、どこからが便秘でどこまでが便秘ではないのか、わかりにくいですね。

実は、「便秘」には「定義」がない。

いや、定義はあるのですが、提唱している組織や団体によって、差があるんです。

色々な定義を見てみた結果、

・以前と比べ排便回数が明らかに減っている

・力まないと排便できない、このような排便困難がある

・排便はあるけど、残便感がありすっきりしない

・排便がまったくない、もしくはごく僅かしかない

このような状態が便秘なのではないかと考えられます。

よく「毎日排便がなければ便秘」と考えているかたもいらっしゃいますが、そうではありません。2日に1回、もしくは3日に1回の排便でも、すっきりと出ていれば問題はありません。(大腸の病気がない場合は)苦痛がなければ治療対象でもありません。

逆のお話をしますと、私の父も過去にあったんですが、毎日排便があっても、残便があり、それが積み重なり、腹痛を起こす。こういうケースもあります。年齢とともに大腸の働きが鈍くなるんですね。まぁ、これも病気ではなく、機能低下という状態ですね。

ちょっと便秘気味だなと思ったときに、便秘薬を飲む前に試して頂きたいことがあります。何度かこの日記でもご紹介していますが、「おなかをさする&手のひらで優しくおさえて圧迫する」ことです。

おなか(大腸の上)に圧を加えることで、カルシウムチャネルというスイッチが作動し、大腸の働きが活性化されます。それにより便が出やすい状態を作ることができます。

こういうセルフケアで便秘が改善できるケースもありますので、ぜひお試しください。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

 

「腰痛」には「はりきゅう治療」

原因の筋肉を探し、的確に治療いたします。

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お盆休診のお知らせ

いつも「かずひら鍼灸院」へご来院くださりありがとうございます。

また、当院ホームページをご覧くださりありがとうございます。

当院は以下の通りお盆休診させていただきます。

8/11(日)~8/15(木)

よろしくお願いいたします。

また、休診前後は予約が込み合うことが予想されます。ご予定がお分かりの方は、少し先のご予約でも承りますのでお声がけください。

ご予約は、お電話・LINEをご利用ください。

☎079-245-3552

LINE@huc6048b

 

 

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コロナウィルス感染症

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

今朝は約1週間ぶりにランニングをしました。右ひざに違和感があって、しばらくはエアロバイクにしていたんです。今朝は違和感もなく、気持ちよく走れました!よし、明日も走ろう。

さてさて、話は変わりまして。

あまり良いニュースではありませんが、変異型コロナウィルス「KP.3」の出現により、感染者数が増加中とのこと。1医療機関の感染者数も11週連続増加しているそうですね。

先日、当院に通院されている患者さんと世間話をしていた時「今って、コロナに感染したら何日休まなきゃいけないんですか?」という質問をいただきました。

5類に変更されたこともあって、そのあたりの情報が曖昧になっている方もいらっしゃるんじゃないかと思いますので、共有させていただきます。

その前に、こういった情報は「厚生労働省のホームページ」をご覧いただくのが最適だと私は考えています。

インターネットで検索すると、様々な情報がでてきますが、似非医学情報や、間違った情報も多いです。

ということで、今からお伝えすることも、厚生労働省ホームページに掲載されている内容です。

まず、感染症対策として、マスクをしてね、消毒をしてねなど、政府が一律に求めることはなくなりました。ここは個人判断ということですね。

次に、感染した場合です。

感染者や濃厚接触者に対して、感染症法に基づく外出自粛は求められません。外出を自粛するかどうかは個人判断に委ねられます。その際、以下を参考にしてください。

Q1:新型コロナウイルス感染症は、他の人にうつすリスクはどれくらいありますか?  

新型コロナウイルス感染症では、鼻やのどからのウイルスの排出期間の長さに個人差がありますが、発症2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出しているといわれています。
発症後3日間は、感染性のウイルスの平均的な排出量が非常に多く、5日間経過後は大きく減少することから、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意してください。
また、排出されるウイルス量は発熱やせきなどの症状が軽快するとともに減少しますが、症状軽快後も一定期間ウイルスを排出するといわれています。

 

Q2:新型コロナウイルス感染症にかかったら、どのくらいの期間、外出を控えればよいのでしょうか

(1)外出を控えることが推奨される期間
・特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目(※1)として5日間は外出を控えること(※2)、
かつ、
・5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。症状が重い場合は、医師に相談してください。
(※1)無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
(※2)こうした期間にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用等を徹底してください。
また、学校保健安全法施行規則においても、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を新型コロナウイルス感染症による出席停止期間としています。

(2)周りの方への配慮
 10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。

 

Q3:5月8日以降の「濃厚接触者」の取扱はどのようになりますか?

一般に保健所から新型コロナ患者の「濃厚接触者」として特定されることはありません。また、「濃厚接触者」として法律に基づく外出自粛は求められません。

 

Q4:家族が新型コロナウイルス感染症にかかったら、どうしたらよいですか?

ご家族、同居されている方が新型コロナウイルス感染症にかかったら、可能であれば部屋を分け、感染されたご家族のお世話はできるだけ限られた方で行うことなどに注意してください。
その上で、外出する場合は、新型コロナにかかった方の発症日を0日として、特に5日間はご自身の体調に注意してください。7日目までは発症する可能性があります。こうした間は、手洗い等の手指衛生や換気等の基本的感染対策のほか、不織布マスクの着用や高齢者等ハイリスク者と接触を控える等の配慮をしましょう。もし症状が見られた場合には、Q2をご覧ください。

 

厚生労働省のホームページには上記以外の情報も記載されています。

一度ご覧ください。

新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

それでは今日はこのあたりで失礼します。

 

「体のだるさ、夏バテ」に「あん摩マッサージ指圧」

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貧血!?

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

昨日は少年サッカーの練習日でした。朝8時から10時過ぎまでの練習なんですが、やっぱり猛暑!バケツに氷水を用意していただいているので、子供達は頻繁にそれを浴びながら練習。昨日は私も一緒にサッカーしてたので、堪らず氷水を浴びていたら、子供が「コーチ、水かけたろか?」と言ってきたので「うん!かけて」と答えたら・・・2人がかりで、頭から背中、お尻までずぶ濡れにされました。私、いじめられてるやん 笑 やられたからやり返してやりましたけど。まぁ、水に濡れるまでもなく、全身汗だくなんですけどね。

さてさて、話は変わりまして。

先日、献血に行ったら、ヘモグロビン値が低くて献血ができませんでした。

ヘモグロビンとは、赤血球の中の酸素を運ぶ役割を担うたんぱく質のことです。ヘモグロビン値が低い=何らかの病気 というわけではないのですが、まぁ、多少貧血気味ということですね。

貧血の自覚症状なんて何もなかったんですが、そう言われると貧血っぽい気がしてきました 笑

ヘモグロビン値が低くなる理由はいくつかあります。

まず、食事。

ダイエット中とか、忙しくて時間がないとか、何らかの理由で、食事量が少ない時です。当然、たんぱく質摂取量も減るので、ヘモグロビンが作られにくくなるわけです。あと、ビタミンCが不足すると鉄の吸収不良が起こるので貧血になる場合があります。

他には、鉄分不足。

例えば、出血ですね。月経時など、出血がある場合に鉄が流出し、ヘモグロビン値が低くなることがあります。もちろん月経でそうなる場合は病気じゃないので心配不要ですが、胃潰瘍やがん、子宮筋腫でも同じことは起こる場合があります。

他には過度な運動。

体中(筋肉)に酸素を送るため、ヘモグロビンが消費されます。マラソンなどをしている人はこれに該当する場合があると思います。

と、上記のような理由が考えられるわけです。

暑すぎて食欲もない、今日は冷たい麺類でいいか。となりがちですが、肉や魚、卵、豆腐などやっぱりたんぱく源も必要なんですね。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

 

「三叉神経痛」には「はりきゅう治療」

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不安や希望

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

今朝、兄の子供(小学生)が私のパソコンをのぞき込んで「あっ、おれこの人知ってる。確かお笑い芸人やったかな」と言ってきました。画面にはたまたま石丸伸二さん(前安芸高田市長)が表示されていました・・・残念!お笑い芸人ではなかった 笑

さてさて、話は変わりまして。

先日水曜日の夕方、娘と一緒に近所の図書館へ行きました。

館内は涼しいし、静かだし、本はいっぱいあるし、素敵な場所。

娘は借りていた本を返し、新たに借りる本を選び、その間、私は本を読んでいました。

その時に読んだ本が、題名は忘れてしまったけど、緩和ケア病棟に勤務するお医者さんが甲状腺がんになった、という実話の本。

こういう内容の本を「面白い」と表現することが正解なのか否か、迷うところですが、治療家である私にとっては、非常に興味深く、なるほどなぁと共感する内容でした。

時間の都合で全部は読めなかったのですが、「日頃医師として働いていても、いざ自分がガンとわかると、不安が押し寄せること。患者さんは医師が考えている以上に不安を抱えていること」というようなことが書かれていて、印象的でした。

私は、普段の臨床では、患者さんとお話することも多く、できるだけコミュニケーションをとるようにはしているつもりでしたが、それで本当に患者さんの不安やお困りごと、希望を聞き出せているのか?本を読みながら、そんな疑問が浮かびました。

因みに、鍼灸院には、今すぐ何とかしないと命の危険性がある、という患者さんは来られません。(過去に1回だけそういうこともありましたが、その時は病院へ行っていただきました)でも、肩こりや腰痛の方も来られるし、めまいや不眠の方も来られるし、末期がんの方も来られるし、うつ病やパニック障害の方も来られるし、ということで、当然ですが、患者さんが抱えられている不安や希望も人それぞれです。

治療の最後に、私は今日行った治療についてとか、今の症状の状態などを患者さんにお話するのですが、その最後に「今何か不安とか疑問はないですか?」と何名かの患者さんにたずねてみました。「特にありません」という患者さんもいらっしゃいましたし、実はこういうことに困っているというお話をされた患者さんもいらっしゃいました。やっぱり、ストレートにおたずねする必要性も感じました。

はりきゅうって、まだまだ一般的な治療ではないと思いますし、はり治療は初めて受けますという方も多いと思います。できるだけ不安を減らして治療を受けていただきたいので、気になることは何でもお話してください。それが、はり治療と関係ないことでも結構ですし、ご自身のことではなくご家族の体調のことでも結構ですので。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

今日も猛暑、お気を付けください。

 

「坐骨神経痛で歩けない」という方に「はりきゅう治療」

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血流改善は副交感神経の働きか?

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

猛暑が続いていますが、こういう時期に、冷凍庫にチョコ系・バニラ系・果物系の3種類のアイスクリームが揃っていると、何とも言えない幸せな気分になります!とか言いながら、結局私はチョコ系しか食べない・・・

さてさて、話は変わりまして。

今日は「血流改善」というお話をしてみたいと思います。

よく「リラックスして、副交感神経を優位にして血流改善」なんて言葉を見るのですが・・・

実は、血管が拡がる(血流改善)時の副交感神経の働きは未だによくわかっていないんです。

リラックス→副交感神経優位→血流改善、というのは、現時点では間違いです。

血管は一部分を除いて「交感神経」が支配しています。血管が拡がるのも縮むのも交感神経が作用しているんです。

はりやお灸をした時も、気持ちいい→リラックス→副交感神経が優位→血流改善、という仕組みではありません。

はりやお灸の刺激→感覚神経を通って脊髄→交感神経を通って血管→血管が拡がる→血流改善、という流れなんです。

因みに、血管が拡がるというと、直径が大きくなることで血流が改善するというイメージが強いかと思いますが、血管は網目状になっていますので、血管が拡がると、その網目も拡がります(これもイメージ像のお話ですが)すると、血管透過性といって、炎症物質や発痛物質、老廃物が流されやすくなるんですね。なので、はりやお灸をすると、炎症が早く治まったり、痛みが改善したりするんです。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

今日も暑い暑い熱い・・・

 

「原因不明の体調不良」に「はりきゅう治療」

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アロディニア

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

今朝、海沿いをランニング中に患者さんとお会いしました。キスが釣れるそうです。私は専らガシラ釣りにハマっていますが、キス釣りも面白そうですね!

さてさて、話は変わりまして。

今日は「アロディニア」というお話をしてみたいと思います。

アロディニアとは、通常なら痛みにはならないような刺激で、痛みを感じてしまう状態のことを指します。因みに、通常でもある程度痛みを感じる刺激を、より強い痛みと感じることは痛覚過敏といい、アロディニアとは別物と考えられています。

アロディニアの代表的なものとして、帯状疱疹後の痛みや片頭痛、三叉神経痛などが考えられています。

「考えられています」という表現を使ったのは、実はアロディニアに関しては不明な点もまだまだ多く、なぜ起こるのかは完全に解明はされていないからです。

三叉神経痛で考えてみると、歯磨きや会話、食事など、通常では痛みが起こらない刺激で、電気が走るような発作性の痛みがあらわれますので、アロディニアの状態と一致するわけなんですね。

三叉神経痛に対しては、鍼灸治療で改善できるケースも多いと思います。アロディニアの原因となる神経障害部分が鍼灸により改善される可能性。鍼灸により痛みを感じとるセンサーが反応しにくくなる可能性。鍼灸により顔の筋肉の状態が改善されるため痛みがあらわれにくくなる可能性。など、色々と改善要素は考えられますが、あくまで可能性の段階です。

それでも、三叉神経痛は鍼灸で改善できる場合が多い(私の経験では大半が改善、日常生活に支障がない程度まで回復されています)

全ての三叉神経痛の原因が「アロディニア」にあるかと言うとそうではないかもしれませんが、そういう場合もあるということを知っていただければと思います。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

まだ9時すぎなのに、おなかが減ってきました・・・まぁ、元気な証ということで。

 

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