筋膜と痛み
こんにちは
昨夜は冷たい強風に真っ向からあおられ、一瞬、呼吸がし難くなった吉田和平です。
今日から3月、季節は春なのに、今日は寒いですね。
さて、先日日曜日は、私の母校「神戸東洋医療学院」の卒後研修に参加してきました。
「筋膜の機械刺激受容器が痛みを発症する」というお題の講義で、筋膜について・痛みについてを学んできました。
よく患者さんで「首をこっちに倒したら、手の先までビーンと電気が走るような痛みがでるんです」とか「腰から太もも、ふくらはぎにかけて、しびれるような痛みがあるんです」という症状を訴える方がいらっしゃいます。
そんな症状も、筋膜で説明ができそうなんですね。
筋膜とは、筋肉を覆っている薄い膜のことです。この筋膜には、痛みを感じとる受容器という装置がたくさんついています。なので、この筋膜が傷ついたり、引っ張られたりすると、痛みとして感じるんですね。
先ほどの、首から手にかけての症状、腰から足にかけての症状。これらは、首を倒したときに、首の筋膜は当然伸ばされる。そして、その動きに伴って、腕の筋膜も伸ばされているため、首から手のかけての痛みがあらわれると考えられます。腰から足にかけてのしびれの場合も同じ理論ですね。
鍼灸治療では、この筋膜に刺激を与えることで、痛みの軽減・消失をはかります。
痛み止めの薬を使用されている方でも、鍼灸治療は受けていただくことができますので、長引く痛みでお困りの方は、一度お試しくださいね。
「痛み」には「はり・きゅう治療」
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☎0120-143-552 かずひら鍼灸院
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これも鍼治療の特徴の1つ
おはようございます
昨日、兄夫婦からシュークリームをもらった「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。箱を開けてびっくり
巨大なシュークリームでした。おいしかったけど、1人で1個食べきれなかった・・・
さてさて、昨日、初めて来院された患者さん。
「体の奥の方で痛んでいる気がしたから、マッサージやと効かないかなと思って、鍼灸院を選んだ」とのこと。
筋肉は、部位によっては、1層だけでなく何層にも重なっている部分があるんです。
表面の筋肉が傷んでいることもあるし、場合によっては、奥の方の筋肉が傷んでいることもある。
マッサージが、一体どの深さまで影響を与えることができるのか?それは不明です。
その点、鍼は、刺入深度を自由自在に変えることができます。
深い部分の筋肉を刺激したければ、そこまで刺入すればいいし、その逆であれば、浅く刺入すればいい。
因みに、深く刺入するから鍼の痛みがでるかというと、そんなことはないんですよ。
鍼って、原始的な治療のようにも感じるけど、ホント、便利な治療法だとも思います。
「この症状、マッサージではもうアカン」と感じているアナタへ
「はり・きゅう治療」
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治療頻度
こんにちは
お菓子の「たけのこの里」と「きのこの里」の違いを最近知った「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。ビスケットかクッキーかの違いなんですね
形が違うだけかと思ってました・・・
さてさて、鍼灸治療は神秘的な治療ではありません。
突然何を言いだすのか・・・
鍼をすれば、どんな症状でも1発で治る。というようなことは残念ながらございません。
もちろん、1回の治療で完治してしまう症状もありますが、継続しての治療が必要な場合も多いです。
そして、どれくらいの頻度で治療をするのが理想なのか?これも症状によりけりなんですが、当然、症状がひどい場合は、できるだけ治療間隔をあけない方が無難です。
なぜなら、治療をして、その時は一時的に良くなったとしても、日常生活の中で、徐々に状態は悪くなる可能性が高いからです。もとの悪い状態になってしまってから次の治療を行ったのでは、良くなるペースが格段に遅くなってしまいますので、戻りきる前に次の治療を行うのが理想です。
では、一度治療を開始すると、ずっと頻繁に治療に通わなければならないのか?
そんなことはありません。
体(患部)の状態が良くなってくると、治療間隔をあけても、良い状態が保てるようになってきます。ですので、治療が進んでいくと、治療頻度も下がってくるのが一般的です。
体の状態は、治療の度お伝えするようにしていますので、治療頻度の参考にしていただけるかと思います。
患者さんにとって最善の治療を提供できるよう、努力してまいります。
マッサージではもう効かない。そんな「肩こり」には「はり・きゅう治療」
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疲労回復の食事
こんにちは
昨夜、息子と一緒にTVゲームをした吉田和平です。私の腕前はなかなかひどいものでした(笑)
今日は疲労回復のお話。
「今日は疲れた~」という時、回復のために、食事を重要視される方も多いんじゃないかと思います。
栄養のあるものを食べよう!という風に。
そんな時、何を食べられますか?
人それぞれだし、気分によっても違ってくるかと思いますが、カロリーの高い物を食べる傾向にある気がします。
高カロリー = 高栄養 ではありません。
炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン、ミネラル・・・
栄養が豊富かつ、バランスよく含まれている食事こそ、疲労回復に快適な食事なんです。
日本には、1汁3菜という伝統的な食事があります。
肉体を酷使した後などは、ちょっとタンパク質が足りないような気もしますが、1汁3菜はバランスの良い食事です。
疲れた時こそ、これを意識してみてくださいね。
「運動しても食べる量を減らしてもなかなかやせへん」とお困りのアナタへ
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鍼灸師の方・鍼灸学生の方へ
おはようございます
バレンタインに長崎に住む姪っ子達からチョコが送られてきた「かずひら鍼灸院」吉田和平です。「これはお薬です。1回に1つだけですよ」という注意書きがあったのですが、完全無視して、すでに残りわずかとなってしまいました・・・
さてさて、今日は、鍼灸師・鍼灸学生さんへのお知らせです。
私が行っている鍼灸治療は「反応点治療」と呼ばれる方法です。
自律神経反射を利用した治療方法で、解剖学・生理学を重要視した治療法です。
体に鍼をすると、どんなことが起こっているのか?
体の不調はどこから発生するのか?
自律神経とは何なのか?
このようなことを教科書レベルではなく、さらに深く学んでいます。
この反応点治療ですが、鍼灸師の方・鍼灸学生の方を対象に、神戸・岐阜・東京の3会場で講習会を行っています。
2016年度は3月から講習会スタートです。
2か月に1回のペースで、1年間に4~5回(会場により異なる)行っていますので、講習会に参加し、学んだことを、普段の治療に活かし、次の講習会で、問題点や疑問点を解消するという風に、継続した勉強ができるということが利点かと思います。
講習会は、講義・実技の両方行っています。朝から夕方まで長丁場ですが、充実した学びがあると思います。
http://www.hannoten.com/seminar/index.html
詳細は上記へアクセスしてください。
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インフルエンザが流行っています
おはようございます
昨夜、お風呂の追い焚き機能が使えず、仕方なく銭湯へ行った「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。何やら、残湯量不足の表示があったんですけど、それが原因なのでしょうか?今朝確認してみると、通常通りになっていました。平日深夜の銭湯も気持ちよかったです。
さてさて、私の周りでもインフルエンザにかかる方が増えてきました。(地元小学校では学級閉鎖もでているようです)
爆発的に感染が広がっているようです。
予防といえば、手洗い・うがい。
あまりに簡単で、原始的な方法なので、「そんなことで感染予防できるのか?」という疑いを持つ方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
私、専門学生時代の衛生学の授業で、手に着いたばい菌を培養するという実験をやったことがあります。
①手洗いをしていないもの
②石鹸で手洗い+手指消毒
この2つでばい菌培養を行いました。
数日経った時点での結果は・・・
一目瞭然。
手洗いしていないものは、すっごい数のばい菌。
「気持ちわるっ」と思わず言ってしまったくらいの増殖でした。
と、いうわけで、やはり風邪予防には、手洗い(うがいも)それも、水洗いだけでなく、石鹸+消毒が理想ですね。
くれぐれもインフルエンザにご注意ください。
「めまい」には「はり・きゅう治療」
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アイシングは効果的??
こんにちは
久しぶりの日記となってしまいました・・・ごめんなさい。かずひら鍼灸院の吉田和平です。
先日の日曜日はサッカーの試合をしてきました。久しぶりに両膝をすりむきました・・・ただ、今回コケたのは、地面につまずいたわけではなく、相手からタックルを受けて(反則)コケたので、とりあえず恭子先生からバカにされずに済みました
今日は「ねんざ」のお話。
昨日、「一昨日にねんざした」という患者さんが来院されました。
「ひねった直後は、それほど痛みもなかったんですけど、夜になってから、少し痛み出して、お風呂に入ってからは
ズキズキ痛んで、我慢できないくらいでした。とにかく、氷でずっと患部を冷やして、それでも我慢できなかったので、痛み止めの薬を1回飲みました」とのこと。
で、昨日、来院された時の状態は・・・
痛みはほぼなし。
足首の動く範囲は、やや制限はあるものの、日常生活には支障がない程度。
内側・外側のくるぶし付近に、やや腫れはあるが、軽度。
内出血はなし。
という、奇跡に近いような状態でした。
アイシング(氷で患部を冷やす)は、スポーツの世界では当たり前のように行われています。
野球のピッチャーが投げ終えた後に、氷を肩に乗せている姿はTVでよく見かけたりしますね。
ただ、アイシングが、実際に筋肉や骨・靭帯に起こった炎症を抑えるだけの効力があるかどうかは、実は不明というお話も聞いたことがあります。
しかし、先ほどの患者さんの場合で考えると、ねんざした日の夜に、お風呂で温めたら痛みが急に増した。これは、温めることで、患部の炎症がひどくなってしまったと考えられます。
その後、痛み止め(炎症を抑える薬)を飲み、同時に患部を氷で冷やし続けた。これにより、炎症がある程度治まったと考えられます。
痛み止めの薬の影響も大きいとは思いますが、次の日の腫れもない・痛みもないという状態を考えると、アイシングの効果もあったのではないかと思います。
と、いうわけで、ねんざ直後は、やはり、温めるより、冷やす。特に、湿布ではなく、もっと冷却効果の強い、氷で冷やす。というのが無難なのではないかと思います。
「急な痛み」に「はり・きゅう治療」
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患部と同時に治療すべき部分があります
こんにちは
昨夜は、寄せ鍋&イモ焼酎という最高の組み合わせを楽しんだ「かずひら鍼灸院」吉田和平です。寒い夜は鍋料理が美味しいですね。
さてさて、鍼灸治療には色々な利点があると思っているんですが、「患部とそれに関連する部分まで同時に治療できる」こともその利点の1つではないかと思います。
例えば五十肩で腕が挙がりにくい場合。
肩を覆っている三角筋や、肩関節を動かす筋肉である棘上筋(きょくじょうきん)・棘下筋(きょっかきん)などは当然治療する必要があります。
と、同時に、僧帽筋(そうぼうきん)=首から肩・背中にかけての大きな筋肉 を治療する必要があります。
肩関節が挙がりにくい分、この僧帽筋がいつも以上に頑張って肩を引き上げようとするので、コリがひどくなったり、場合によっては、この僧帽筋に炎症が生じるからです。
体は、色々な部分が連動して動いています。
なので、患部だけを治療するよりも、それに関連する部分も同時に治療すり方が理にかなっていると思います。
なかなか症状がスッキリ治らないとお困りの方、鍼灸治療をぜひお試しください。
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初!マラソン大会
こんにちは
昨夜は恭子先生と2人、お好み焼きを食べに行った「かずひら鍼灸院」吉田和平です。お店特製のソースが絶品でした!
さてさて、昨日は「たつの市 梅と潮の香マラソン大会」がたつの市御津町で開催され、私、人生初のハーフマラソン大会に出場してきました。
今まで、20㎞・25㎞ランニングはしたことはあったんですが、大会出場は初めてでした。
昨日は、素晴らしい天候で、七曲り峠から見える海が綺麗で、最高でしたよ!!
と、まぁ、16㎞地点までは、周りの景色を楽しむくらいの余裕がありました。
ラスト4㎞でペースを上げて、1㎞でラストスパートや!
と考えていたんですが・・・
ラスト4㎞の長いこと・・・
全然前に進んでいない感覚に襲われ・・・
しかも、ラスト1㎞で足がつりかけるというアクシデント。
いやぁ、完全にトレーニング不足ですね(汗)
最後は、足がつったまま、何とかゴールイン!

私がスタートしてからゴールするまでのタイムは、1時間52分50秒でした。
今回の目標は、「完走すること」と「まぁ2時間くらいで走れたらいいなぁ」だったので、とりあえず目標クリアです。
しかし、ラスト4㎞で失速したのが、くやしかった!!
以前から時々一緒にランニングをしている方に「大会出てみたら?大会は良いよ~」って言われていたんですけど、その意味が今回でわかりました。
出場されている方の熱意、仲間感がビンビン伝わってくるし、沿道で応援してくださっている方の「がんばれ~」が、ス~ッと心に響いて、力が湧いてくる感じ。ゴールした時の「やりきった感」
最幸でした!
一緒に走ってくださった方々、大会関係者の皆さん、応援してくださった皆さんに感謝。
また大会に出たいです!
今日の程よい疲労感がまた最高です!
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ぎっくり腰は放置していても治るのか?
こんにちは
注文していた革靴が届いてルンルン
な「かずひら鍼灸院」吉田和平です。恭子先生に「どう?カッコいいやろ?」と見せたら、「靴はカッコいいけど、パジャマに革靴はダサい・・・」と突っ込まれました・・・お風呂上りだったもので
昨日、私がお世話になっている方(Aさんとしておきます)が治療に来られたんです。
2週間ほど前にぎっくり腰になってしまったそうで・・・
人生4回目のぎっくり腰だそうで・・・
何度もぎっくり腰を経験されている方でも、あの痛みは当然苦痛。ただ、「だいたいこのくらい日が経てば、痛みは治まるだろう」と、発症から完治までのある程度の予測もできます。
Aさんも、まぁ、2週間もすればある程度治るだろうと予測し、今回、病院にも行かず、特に治療も受けていないとのことでした。
語弊を恐れず言いますと、ぎっくり腰は、放置していても治ります。
ぎっくり腰の多くは、腰の筋肉(筋膜)の炎症です。
炎症は、安静にしていれば治まります。
なので、ぎっくり腰は放置でも数日から数週間経てば痛みは治まる場合が大半です。
ただ・・・
腰の筋肉の柔軟性をだしておかなければ、再発する可能性があります。
ですので、やっぱり放置より、ちゃんと治療を受けた方が良いのです。
因みに、ぎっくり腰の原因として、意外かもしれませんが、便秘・下痢の大腸の不調が挙げられます。
大腸内の炎症が、反射的に腰の筋肉を硬くしてしまうと考えられます。
Aさんも、ぎっくり腰発症前の2日間、なぜか、水様便(水のような下痢)に襲われたそうです。
便通と腰痛には深い関係があるんですよ~。
と、いうわけで、ぎっくり腰になった時は、お早目の治療をおすすめいたします。
また、ぎっくり腰予防として、下痢・便秘対策をおすすめいたします。
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