皮膚と内臓はつながっている
おはようございます。めまい・不眠・動悸など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日、午後から少し時間が空いたので、院内一部ですが、床のワックスがけを行いました。私のワックスの塗り方が雑すぎて、ムラができましたが 笑 それでも、床がピカッと光るくらいきれいになりました！！大満足！！それにしても、超真面目な北村先生は、黙々と床を磨いていて、すぐに集中が切れた私は、サボりながらその姿を見ていました。「さすがに集中が切れてきました」という北村先生・・・とっくに集中切れてた私・・・
「皮膚と内臓はつながっている」
皮膚と内臓は「自律神経」によってつながっています。自律神経の「交感神経」という神経でつながっているんですね。
と、患者さんや知人に話をすると、多くの方が「？？？」という反応をされます。確かに、そういわれても、イメージしにくいですよね。
しかし、私たちは、日常生活の中で、この「皮膚と内臓のつながり」をよく利用しているんです。
例えば、この日記でも何回かご紹介していますが、子供を寝かせるとき、背中や胸をトントンと叩く（さする）、これは、胸や背中の皮膚を刺激することで、心拍数を抑える役割があります。
例えば、男性で「あぁ、オシッコが漏れそう・・・」という場合、股間を握ったり下腹部をさすったりすると、多少我慢できたという経験がある方も多いと思います。これは、下腹部や股間部分の皮膚を刺激することで、膀胱を少しだけ緩ますことができるからです。
ちなみに、人間ではありませんが、以前ＴＶでカンガルーの排便を見ました。カンガルーの肛門をさすると、排便が促進されるんですね～。これも、肛門（入口付近は皮膚です）を刺激することで、大腸の動きを活発にし、排便を促すという、皮膚ー内臓の反射を利用したものです。
「はり治療は、内臓にも効く」とよく言われていますが、内臓に直接はりを刺すわけではありません。皮膚を刺激することで、内臓の働きを正常化させたり、粘膜炎症を抑えたりすることができるんです。
特に、めまいとか、動悸とか、不眠など、自律神経の症状と言われるものには、皮膚刺激を多用し、内臓の働きを整えていくことが大事です。
さぁ、今日はクリスマスイブイブ。クリスマスが終われば、いよいよ年末ですね。くれぐれも体調に気を付けてお過ごしください。
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「お願い」です
おはようございます。めまい・立ちくらみ・頻尿など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日の午後から、自宅の大掃除をしました。と言っても、２時間強でバテてしまい、キリの良いところで終了したんですが・・・今年はコロナウィルスによる混乱で、正直、あまりいい年ではなかったですが、掃除をしてきれいになっていくガラスや網戸を見ていると、もうすぐ今年が終わる安堵感や、来年への希望が湧いてきましたね~。
「お願い」
当院は、電話やホームページからのご予約のほか、ＬＩＮＥでもご予約を承っています。ご予約だけでなく、お体のご相談も承っています。
最近は、ＬＩＮＥでメッセージをいただくことも多くなってきました。ありがとうございます。
できるだけ、早急にお返事するようにはしていますが、私が治療中の時は、メッセージ確認ができません。もし、お急ぎの場合は、お手数おかけいたしますが、院までお電話くださいますようお願いいたします。
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年内は１２月２９日（火）が最終診療日です。
年始は１月４日（月）より診療いたします。
今年もまだ１０日ほどあります。より元気なお体でお正月を迎えていただけるよう、全力治療させていただきます！！
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寒さで腰痛がひどくなる！？
おはようございます。めまい・立ちくらみ・不眠など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
気が付けば、来週はクリスマスですね。ランニング中にイルミネーションをされている家を見て、「あぁ、もうクリスマスかぁ」と気づくくらい、今年はクリスマス感がない！！
「寒いから筋肉が硬くなる！？」
最近、患者さんがよくおっしゃいます。「寒いと、筋肉が硬くなるから、腰痛がひどくなるんですか？」と。
確かに、寒さで体がギューっと縮こまるような感覚ってありますよね。私もイメージできます。
が・・・
生理学的に考えてみると、人間は「変温動物」ではありません。ある程度の外気温の変化では、体温は変わりません。寒くなったからという理由で、筋肉内の血流が少なくなったり、筋肉の長さが縮んだりはしないんですね。
ですので、寒い＝腰痛がひどくなる ということは考えにくい。
その一方で・・・
例えばのお話ですが、寒くなって、水分補給量が減ったとします。すると、便に含まれる水分量が少なくなって、毎日便通があるけれど、実は便の排泄量が少なくなっている。大腸内に残った便は硬くなり、大腸の壁を圧迫する。その反射により、腰やお尻の筋肉が硬くなる。硬くなった筋肉のまま動くと痛みがでる。
というようなことはあり得ると思います。
私は、寒くなると、暑い時期に比べると水を飲む量が減ってしまいます。意識して飲むようにはしていますが、なかなか・・・です。そこで、昼食と夕食後に、必ず熱いお茶を湯呑２杯分飲むようにしています。お茶には利尿作用がありますが、それでも水分補給にはなります。ついでに、緑茶は食後血糖値を速やかに下げてくれますので、一石二鳥です。
今日は、寒さで腰痛がひどくなることは考えにくいですが、寒さ→何らかの現象→その反射による筋肉の緊張→痛み という可能性はあるというお話でした。
それでは、すてきな週末をおすごしくください。
ＰＳ 明日は自宅の大掃除をしようかと思っています。大掃除というとハードルが高いので、プチ掃除くらいがいいかな・・・
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なぜ太るのか？
おはようございます。めまい・立ちくらみ・夜間頻尿など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日の朝、車にうっすらと雪がありました。この地域で雪が降るなんて・・・何年振り？？今日も寒い１日になりそうですので、皆さん、暖かくしてお過ごしください。
「なぜ太るのか？」
先日、知人としゃべっていたときに、世間話から「なんで太るのか？」と質問されました。
原因はいろいろと考えられますが、たぶんこの理由が多いんじゃないかな？ということをご紹介てみます。
①食べ過ぎ・飲みすぎ
カロリーの摂りすぎですね。
②糖質の摂りすぎ
①の人に多いと思います。食べ過ぎた～、飲みすぎた～、という場合の多くは、糖質の摂りすぎ状態となっています。余った糖質は脂肪となり、結果、太ります。
③運動不足
消費カロリーが少なくなると、太ります。
この３つが太る原因の代表的なものかと思います。（代謝異常などの病気を除けば）
私が、特に気を付けていただきたいなぁ、逆に言えばやせるコツとしておすすめしたいのが、②の糖質についてです。
日本人は糖質過剰の傾向にあります。厚労省も食事で摂るエネルギーの６０%程度を糖質（炭水化物）にすることを推奨？しているようです。その食事内容で太らない、糖尿病にもならない方はそれでよいと思います。が、最近太ってきたという方は、糖質の摂取量を減らすとやせられます。
私も時々やってしまうのですが、忙しいからと昼食がパン１個だけになったり、うどんのみになったり・・・これだと、ほぼ糖質のみとなってしまい、カロリーが低くても太りやすい食事（やせにくい）となってしまうんですね。
やせたいけど、食べる量を減らすのはイヤ！とおっしゃる方が時々・・・いや、よくいらっしゃいますが、そういう方は、米や麺類、パンなど、炭水化物の量を今の半分くらいに減らして、その分、肉・魚・豆などのたんぱく質の量を増やすと、満腹感も得つつ、ダイエットもできると思います。
ぜひお試しください。
年内に－３㎏
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肩が挙がってない・・・
こんにちは。めまい・立ちくらみ・頻尿・不眠など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
２日ほど前から、急に寒くなりましたね。まぁ、１２月ですから寒いのは当然なんですけど、こうも急に寒くなると、こたつから出られない・・・笑 寒さを吹き飛ばすため、先ほどランニングをしてきたんですが、やっぱり寒い・・・笑
「肩が挙がっていない」
本日ご来院された患者さんのお話です。肩こりがひどく、その治療が目的で来院されました。まず、座っていただいて、首肩を触診。関連するであろう耳やのども触診。後姿を見たら、う～ん、肩関節が通常よりも前に位置していて、いわゆる「巻き肩」になっている。この状態だとたぶん・・・と思い、腕を前からと横からと、挙げてみたら、案の定、挙がらない。正常可動域の半分程度しか動いていませんでした。
肩関節が動きにくくなると、他の筋肉を使って肩関節を動かそうとします。こういう動きを「代償運動」といい、その状態が長引くと、患部以外の部分に症状がでたりもします。
というわけで、首肩こりの根本原因の治療と、併せて、肩関節の動きをよくする治療を行いました。治療後、もう一度肩関節の動きを確認すると、１００%改善とまではいきませんでしたが、まずまず正常範囲は動かせるようになり。患者さんも「あっ、動きますね 笑」とおっしゃっていました。
今回の肩関節の症状は、特に自覚があったわけでもなく、レントゲンで確認できるような骨や関節の異常もたぶんありません。それでも、肩周辺の筋肉が硬くなることで、関節の可動域障害が起こっていたと考えられます。そして、それが少なからず首肩こりの原因となっていたと私は考えています。
自覚症状があるから「悪い」、自覚症状がないから「良い」と、そういうわけでもないんですね～。
皆さんは肩挙がっていますか？？？
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痛みなく歩けた
おはようございます。めまい・立ちくらみなど、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨夜、高校時代のサッカー仲間から、グループラインで結婚報告がありました！そして、続々とおめでとうメッセージで盛り上がりました。いやぁ、卒業して何年経っても、そして全然会えていないメンバーも、繋がってますね！！コロナウィルスが落ち着いたら、みんなで集まりたいな、そんな日が来ることを楽しみに！
「痛みなく歩けた！」
今日は、脊柱管狭窄症で通院中の患者さんのお話です。
当院へ来られる前から、整形外科に通院されており、そこで脊柱管狭窄症の診断をされています。お医者さん曰はく、年齢的に手術はできないとのことで、リハビリと薬で様子をみていましたが、足の痛みが思わしくなく、当院へ来られました。
脊柱管狭窄症の特徴的な症状として「間歇跛行（かんけつはこう）」があります。歩いていると痛みがでてきて、少し休むと痛みが改善し、また歩ける。で歩いているとまた痛みがでてくる。こんな風になります。歩ける距離や時間が、重症度や改善具合の目安ともなります。
先ほどの患者さんは、当院へ初来院時は、歩くどころか、歯磨きで立っているだけで足に痛みがでてくる状態でした。
かなり、痛みがでるのが早い状態です・・・
というわけで、それまで時々行っていたといウォーキングは一時的に中止していただきました。そして、ご本人の希望もあり、しばらくは毎日治療することになりました。
治療開始して、６日間は、ウォーキングをしていないこともあり、症状が改善しているのかどうか不明・・・といいますか、改善しているという自覚はなし。それでも治療に通っていただきました。
そして６回目（６日目）の治療を終えたときに、私から「明日の朝、試しに歩けるところまで歩いてみてください。痛みが出たところでやめていただいて結構ですから」というお願いをしました。
７回目治療時に、どれくらい歩けたかをたずねると・・・
８分程度、たぶん６００ｍくらいは歩けたとのことでした。ご本人も「ちょっと良くなったなぁ 笑」とおっしゃっていました。
そして、１２回目の治療時に「昨日、買い物に行ったときに、３０分歩いても痛みがでなかった」とおっしゃっていました。
かなり改善されてきましたね！
当初目標にしていた「年内に痛みゼロ」ができそうな雰囲気です。
因みに、脊柱管狭窄症は腰が悪いとされていますが、実は腰の痛みを訴える方は少なくて、大半はお尻や足の痛みを訴えられます。そして、私の治療では、痛みが強く出ている部分と、おなかの治療を重点的に行います。今回ご紹介した患者さんの症例でも、治療の半分は「おなか」です。患者さんも不思議そうに「足が痛いのにおなかを触るんやなぁ？」と途中でおっしゃっていました。
脊柱管狭窄症でお悩みの方、一度ご相談ください。
足が痛くて歩けない。そんそんな方へ
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はりが怖い・・・という方専用の「はり治療」
おはようございます。めまい・立ちくらみ・不眠など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
息子（小５）が学校に熱いお茶を持って行っています。水筒の蓋がコップになっていて、休み時間、コップにお茶を注いで、すすっているそうです 笑
お茶には利尿作用がありますので「水分補給には不向き」という説もありますが、まぁ、確かに水のほうがより良いのでしょうけど、お茶でも十分水分補給になりますので、この寒い時期はこまめな水分補給を行ってくださいね。のどの乾燥を防ぐためにも！
「はりが怖い・・・」
最近、「はりは怖いんです」というご相談を何件かいただきました。
はりは髪の毛ほどの細さですよ～とか、治療中寝てしまう方も多いですよ～とか、そんなことを言われても怖いものは怖い！！という気持ち、私もよくわかります。私が初めてはり治療を受けたのは中学１年生の時。サッカーの練習でひざを痛めて、歩くのも辛くなってしまったときに、両親が連れて行ってくれたんですが、はり治療だとは聞かされていなかった私は、院に着いた時、走ってでも逃げようかと思いました 笑
当院では、刺すはり（たぶん皆さんがイメージされている、ごく一般的なはり）と、ローラーはり（皮膚をさするためのはり）の２つを用いて治療を行っています。両方使ったほうが治療は効率的に行えますが、「はりが怖い」という方には、ローラーはりのみでの治療も可能です。
特に、めまいや不眠、膀胱炎、生理痛、動悸などの自律神経症状（内臓の症状）は、ローラーはりだけでも十分治療できます。
コロナウィルス感染症の影響で、今年は、当たり前のことが当たり前に行えず、生活習慣を大きく変えざるを得なかった方々も多いと思います。気分転換に外出・・・もし難い状況で、ストレスがたまっている方も多く、自律神経症状の相談をうかがうことが多くなっています。
はり治療が怖い・・・という方にも、お役に立てることはありますので、遠慮なさらずご相談ください。
「はりが怖い方のための、はり治療」
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母の事例
おはようございます。不定愁訴治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
体のしんどさがとれない・・・血圧が高い・・・めまい感がある・・・気力がない・・・頭痛や肩こりがある・・・などなど、色々な症状があって困っている、そんな方の体調改善を行っています。
「母の事例」
私の母のお話です。
数か月前のことですが、母が「なんか体がしんどい」とか「フワフワする感覚がある」とか「首や肩が急激にこってくる」とか、そんなことを言い出しました。首肩のこりは昔からよく訴えていたので、「いつもの症状かな」と私は思っていたんですが、どうにもしんどそうな雰囲気でした。そこで、フワフワした感覚があるということに着目して、めまい治療をはりきゅうで行いました。まず、めまいテストをしたのですが、やっぱり結果が悪い・・・
何回か治療してはみたものの、症状はよくなったり、また悪くなったりで・・・母は数年前に甲状腺がんの手術をしていて、（予後は極めて良好なんですが）それも気になったようで「この際、病院でいろいろ検査してもらってくる」ということで、２日ほど病院で検査を受けました。その結果・・・
特に異常なし！！
これは、もう、めまい治療を徹底的にやるしかない！ということで、治療頻度を上げて、めまい治療を行いました。その間も症状は良くなったり、悪い日もあったりしていましたが、１か月ほどで、ずいぶんと良くなり、今は、元気に動き回っています。「あのしんどさは何やったんやろ？」とか言いながら・・・だ～か～ら～、めまいが根本原因だ！って何度も説明してるやん 笑
めまいがあると、いろいろな反射が起こります。血圧にも影響するだろうし、筋肉にも変な負担がかかるだろうし、気力もなくなるだろうし、不眠だって起こります。こういった症状が同時期に起こると、「何か悪い病気なんじゃないか？」と不安になったり、うつ病と診断されたりしがちですが、実は根本原因に「めまい」があることも多いです。
因みに、今朝、母は「腰が痛い 笑」と言っていましたが、う～ん、それはめまいとは関係ないかな？！
「めまいかかも？」と思ったら「はりきゅう治療」
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夜中、何度もトイレで目が覚める
こんばんわ。めまい・立ちくらみ・うつ症状など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
今日、電気屋さんに、自宅のエアコンを外していただいたのですが、室内機の中にコウモリが２匹居ました・・・不法侵入で強制退場してもらいました！！
「夜中のトイレ」
怖い話ではありません 笑
夜、寝ている時に、おしっこがしたくなって目が覚めるというお話です。お悩みの方も結構多いと思います。まぁ、１回目が覚めるくらいならいいのですが、２回、３回、ひどいと１時間おき・・・なんてことになってくると、睡眠の邪魔になってくる。寝ている間は、バゾプレッシンというホルモンの働きにより、尿の生成が抑えられていますが、それでも何回もトイレに行きたくて目が覚めてしまうのは、困ったことです。
先日、他の症状で来院されていた患者さんが、そういえば、夜中１時間おきにトイレに行きたくて目が覚める、とおっしゃったので、下腹部（おへその下）を重点的に治療しました。そして本日来院されたのですが、夜中のトイレがだいたい２時間おきくらいになっているとのことでした。よ～し！回数が半分になった！！
夜中のトイレの回数が多くなる原因が、膀胱にあるのかも？？と、なんとなくそう思われている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか？当院の患者さんの中にも、下腹部をカイロで温めている方も何人かいらっしゃいます。
温めることもいいと思いますし、５分程度、下腹部を手のひらでさすっていただくのも効果的です。自宅でかんたんにできる「台座灸」（有名な商品が、せんねん灸です）をするのも効果的です。
これらは、「体性ー内臓反射」という反射を利用したもので、下腹部の皮膚を刺激することで、膀胱粘膜の状態をよくすることができます。その結果、夜中のトイレの回数が減らせる。と考えられます。
因みにですが、この「体性ー内臓反射」は体の至る所で利用できます。私事ですが、先週土曜日から、ず～っと便秘でして、昨夜、おなかを触っていると、左下腹部に便らしき塊があるのがわかるくらいになりました。特に腹痛もなかったのですが、さすがにこれは何とかしなければ！ということで、ローラー鍼という道具を使って、おなかの皮膚をさすり続けること１０分。ほんのちょっとだけ便がでて、本日、無事に排便できました。
話がおしっこから大便というとんでもない流れになりましたが、夜中のトイレ事情でお困りの方は、下腹部への皮膚刺激を行ってみてください。
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自律神経がおかしくなってる？！
おはようございます。めまい・立ちくらみ・動悸・吐き気など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨夜、大分県に住む義母が送ってくれた新茶を飲みました。すっきりした味でおいしかったです。たぶん新茶だと思います。たぶんすっきりした味なんだろうと思います・・・笑 とにかくおいしかったです！！
「自律神経がどうにかなっている！？」
昨日、治療を終えた患者さんが「私は自律神経がおかしくなってしまっているんですか？」とおっしゃいました。
自律神経バランスが悪い。自律神経がうまく働いていない。自律神経を調整する。というような言葉をよく見かけますので、そんな風に思われたのかもしれませんね。
自律神経は、自分の意思では動かせない神経です。電気信号で動いています。「自律神経が内臓の働きを調節している」なんて言われますが、自律神経は、ただただ電気信号を伝えているだけで、いわば電線のような役割なんです。
「自律神経の症状」という場合でも、自律神経自体は正常に働いています。自律神経を過剰に働かせてしまう「根本原因」が体のどこかにあるはずなんです。それを治療する必要があります。
自律神経（特に交感神経）が過剰に働く原因として、「内臓粘膜の炎症」が考えられます。
炎症は交感神経介して脊髄へと伝わり、そこから脳や筋肉・皮膚にその情報を伝えます。その結果「症状」が現れます。
例えば、風邪をひいて、鼻水が出るようなときは、鼻粘膜には炎症が起きています。炎症は熱を持つので、その熱を発散させるために、反射的に頬の血管を拡げます。（顔が赤くなるのはこれが理由です）また、鼻粘膜の炎症は、反射的に首や肩の筋肉を緊張させます。（これが風邪の時の首肩こりの原因です）
自律神経（交感神経）は、こんな風に、内臓粘膜の情報を脊髄に伝える役割をしているんですね。決して自律神経自体が壊れてしまうというようなことは、普段の生活では起こりません。
それでは今日はこのあたりで失礼します。
今日は寒くなると聞いていましたが、朝の時点ではいつも通りな感じで、ほっとしています。今日も素敵な１日を！！
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