かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

*

はりきゅうでばね指は治る?治らない?

   

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

先日、粗大ゴミ当番でした。特にすることもないので、草付近で動いていた虫を「なんていう虫なんだろう?」と思い、スマホで写真を撮りAI先生に調べてもらったんですが・・・なぜかそれらしい答えが返ってこない・・・というわけで、何回も聞いたら、最終的に「ダンゴムシです」という答が返ってきました。いやいや、ダンゴムシなら見たらわかる!AIも「なんでこいつは何回も同じ虫の名前を聞いてくるねん!そんなにこの虫が好きなのか?」とだんだん面倒くさくなってきたのかもしれませんね・・・

さてさて話は変わりまして、今日は「ばね指」についてです。

ばね指とは「指は腱によって曲げ伸ばしをすることができます。手を握ったりする強い力を発揮する筋肉は前腕にありその力を腱が伝えます。その通り道で指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないように押さえているのが靱帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)と呼ばれるものです。丁度、その構造はベルトとベルト通しの関係に似ています。この靱帯性腱鞘は指に部分にありますが、それが終わる指の付け根付近に力がかかり炎症を生じやすいところがあります。 その部分の腱や腱鞘が炎症を起こし、“腱鞘炎”になり、さらに進行すると引っ掛かりが生じばね現象が起こります。 これを“ばね指”と呼んでいます。」以上、公益社団法人日本整形外科学会ホームページより抜粋。

手の指を曲げたら自力では伸ばせない、伸ばすときに弾けるようにピコーンと伸びる、局所の痛み、腫れ、熱感がある、このようなことが代表的な症状です。弾発指とも言われます。

手の指の症状なので、物が握りにくくなったり、力が入りずらくなったりして、日常生活に支障をきたす場合も多いんですね。

当院には、ばね指が主訴で来院される患者さんはほぼいませんが、治療をしている中で「そういえばばね指なんです」という感じで訴える患者さんはよくいらっしゃいます。

で、先日も、そういう患者さんがいらっしゃったので、3回ほど、主訴の症状治療と併せてばね指治療も行いました。すると、ほぼ症状がなくなりました。

と、こんな風に、数回の治療でばね指症状が改善するケースもあれば、正直、まったく変化が見られないケースもあります。

その差は何なのか?

ここからは、私の見解です。

ばね指は、指の腱に炎症が起こることから始まります。その状態が長く続くと、腱が肥厚したり、腱が通過する腱鞘(けんしょう)が変性したりします。腱に炎症が起こると、その部分はむくみますので、そのむくみや腫れが原因で腱がスムースに動かなくなり引っ掛かりが生じばね指になっていると仮定すれば、むくみや腫れははりきゅうの治療範囲ですので改善できる可能性は十分にあると考えられます。しかし、先ほどお話したように、炎症時期が長く、腱や腱鞘に変性が起きている場合は、はりきゅうでは対処しずらいのだと考えられます。(はりきゅうで腱をもとの太さに戻したりはできませんので)

上記が、はりきゅうで治りやすいばね指と治りにくいばね指の違いかと私は考えています。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

台風が接近中とのことですので、皆さん十分お気をつけください。

 

ばね指に「はりきゅう治療」

「治療の予約」とお電話ください。

☏079245-3552

LINEからもご予約うけたまわります。ID @huc6048b

 - かずひら日記