痛みと体操

さて、先日、来院された腰痛患者さんのお話です。

「病院で教えてもらった体操を毎日しているんですが、それさえも痛くて・・・」とおっしゃっていました。

腰痛体操は、仰向けで寝ころんだ状態で、ヒザを抱える。とか、腹筋運動をするとか、腰の筋肉を伸ばしたり縮めたりする運動が多いんです。確かに、イイんだと思います。

が、これを痛みが強い時に行うと・・・

痛みが増します。

強い痛みがあるということは、その部分に炎症が起こっていると考えられます。（傷ついていると考えてください）

その時に、運動をしたら、傷はひどくなりますよね？

なので、痛みが強い時に、まず行うべきことは、患部を治すことです。

そして、痛みが当初の半分くらいになってきたら、徐々の体操し、筋肉の柔軟性をだしていくんですね。

必ずしも体操がイイというわけではありませんので、お気をつけください。