かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

*

コリと痛みの違い

   

おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

先日、街中を歩いていたら、沖縄ショップを見つけました。仕事終わりだったこともあり、オリオンのノンアルコールビールを購入(私お酒が飲めないので)いやぁ、故郷に帰ってきた~という感じでしたね。生まれも育ちも姫路ですけど 笑

さてさて、話は変わりまして、今日は「こりと痛みの違い」というお話をしてみたいと思います。

例えば、首の症状で、「こったような、突っ張るような、重だるいような」という、いわゆる「首コリ」の症状。よくある症状かと思います。その一方で、「首が明らかに痛い、痛みで動かせない」という「首痛」の症状もあります。

コリと痛み、その差は一体何なのか?筋肉の硬さの違い?炎症度合い?というようなことを考えてみたいと思います。

まず、炎症には、「発痛物質」というものが関わります。体の中で発痛物質というものが分泌されるんですね。発痛物質というくらいなので、ものすごい痛みを起こしそうなんですが、実は発痛物質そのものは大した痛みを起こさないと考えられます。足首をねんざした時をイメージしてください。足首が腫れていますよね、間違いなく炎症が起こり、発痛物質も出ているはずです。しかし、安静にしていられないほどの激痛か?と言えば、そんなこともないはずです。じっとしていれば、まぁ、ジンジンしたりズキズキしたりはするものの、我慢できな程ではない場合が大半です。発痛物質による痛みは、いわゆる「鈍痛」なんですね。

引き続き、足首ねんざで考えてみます。

では、足首ねんざで、我慢できないほどの痛みが出るのはどんな時でしょうか?

それは、足首を動かしたときではないでしょうか。不意に足首を動かしてしまったとき、予想外に体重をかけてしまったとき、こういう場合に激しい痛みを感じるかと思います。これは、言い換えると、ねんざして腫れている周辺筋肉が動いたときなんです。

筋肉は筋膜という薄い膜で覆われています。この筋膜には、痛みを感じとるセンサーがたくさん付いています。炎症やその反射による筋肉の硬さがあり、そこに動作が加わり筋膜が歪むことで激しい痛みがあらわれるという仕組みなんですね。

首を例えに話をしようと思ってたのに、いつの間にか足首になってしまいましたが・・・

首のコリは、激しい痛みを感じないと思いますが、こった状態で何らかの動作時に筋膜が歪むと激しい痛みとなる可能性が考えられます。「寝違い」はその典型例かと思います。寝違いも、動かさなければそれほど痛みは感じない場合が多いかと思いますが、これも炎症による痛みではなく、筋膜の歪みやそれが動いたときの痛みと考えられます。

というわけで、できれば激しい痛みになる前のコリ段階で治療しておくのがおすすめです。

それでは今日はこのあたりで失礼します。今日は午後から雨が降るかもしれないそうです。傘お忘れなく。

 

「首肩のこり」に「はりきゅう治療」

「はり治療の予約」とお電話ください。

☏079-245-3552

LINEからもご予約うけたまわります。ID @huc6048b  ※当日治療をご希望の場合はお電話にてお願いいたします。

インスタグラムにて1分動画アップ中

 

 - かずひら日記