はり治療で痛みが軽減するワケ
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨夜、娘が書いた「打ち上げ花火」の絵日記をみて、ふと夏の終わりを感じました。酷暑が続いている8月ももうすぐ終わる!
さてさて、話は変わりまして、今日は「はりきゅうで痛みが緩和」というお話をしてみたいと思います。
痛みには色々と種類がありますが、今回は「炎症による痛み」というお話をしたいと思います。
肩や腰の痛みには、硬くなった筋肉が関わっていることも多いです。筋肉が硬くなっている部分の血管は、縮んでいて、血液の流れが悪くなっている可能性があります。血液の流れが悪いと、細胞にうまく酸素が運ばれてこず、微細ながら細胞破壊が起こります。すると、発痛物質という痛みを出す物質が分泌されます。これが、炎症による痛みの原因の1つとなります。(他にも痛みの原因はありますが・・・)
では、そのような痛みに対して「はり」をすると何が起きるのか?
はりを刺されてもほぼ無感覚ですが、その刺激は電気信号となり、刺した部分の皮膚→感覚神経→脊髄→最終的には脳、という順番に伝わります。この順番が王道なのですが、一部、この流れに反して、「軸索反射(じくさくはんしゃ)」という反射が起こることがわかっています。
軸索反射が起こると、サブスタンスPやCGRPといった物質が分泌され、これらは血管を拡げる作用を持つんですね。血管が拡がると、血流量が増え、患部に溜まっていた発痛物質を流してしまう、その結果痛みが改善する、という仕組みです。
打撲やねんざをして腫れている部分に、はりやお灸をしたら治りが早くなりますが、これも軸索反射による効果だと考えられます。
と、こんな風に、はりきゅう治療もかなり科学的に解明されてきたところもありますので、またこの日記で色々お話していきたいと思います。
それでは今日はこのあたりで失礼します。今日も1日お元気で!
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