ストレスによる・・・

なのに・・・

今日、フロント部分に鳥のフンがべったりと付いていました

フンだけに「くそ～」って感じです

爆笑ギャグが炸裂したところで・・・

最近、「ストレスにより何らかの症状が現れている」患者さんが増加傾向にあります。

私はこの「ストレスによる・・・」という言葉を嫌っています。

なぜなら、それを言った瞬間、治療法がなくなってしまうから・・・

「精神安定剤があるじゃないか？」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、あれは、「ストレスに効く」薬ではありません。

できれば、ストレスを一旦横に置いといて、「なぜ、症状が現れているのか？どこに原因があるのか？どこを治療すればいいのか？」を考えていきたいところなんですが・・・

以前、日記に書いたんですが、ストレスは自律神経を介した反射により、カラダに様々な症状を引き起こすと考えられます。この自律神経は、捉えどころのないような感じがありますが、神経なので、その神経という糸がつながっているところにしか作用しません。

なので、一つずつ紐ほどいていけば、難しいものではないんです。

と、言いつつも、過去に１度、苦い経験をしたことがあります。

それは、ある歩行困難な患者さんが来られた時のお話なんですが、あらゆる検査を複数病院で受けて、異常なし。にもかかわらず、股関節の痛みで歩けない。病院で言われたのは「ストレス」ということで、最終的に心療内科にかかられていました。

その患者さんは、１年ほど当院に通院され、結局股関節の痛みは完治しました。

が、未だに症状の原因が何だったのか？私にもわからないんです。症状が完治したので、患者さんはとても喜ばれていましたが、治療家としては、歯がゆい、くやしい思いをしました。

鍼灸治療は何にでも効く。なんてことはありません。

しかし、「ストレス」や「自律神経の・・・」が影響しているであろう症状は、試してみる価値は有りだと思います。