かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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舌痛症に対し、ローラー鍼でセルフケアしてみた

   

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

先日、息子が面白いアプリで遊んでいました。アキネーターというアプリなんですが、私が実在あるいは架空の人物やキャラクターを思い浮かべ、それが誰かをアキネーターが当てるというゲームです。アキネーターが、例えば「男性ですか?女性ですか?」のような質問をいくつかしてくるので、それに答えていくと、私が思い浮かべている人物が導き出される仕組みなんですね。その正解率が・・・なんと高いこと!びっくりしますよ・・・気持ち悪っ!となりました。因みに、私が1番目に思い浮かべた人物は・・・ラモス瑠偉さんでした!しかし、アキネーターよりも恭子先生の方が先に「ラモスやろ!?」と当てていました。恐るべし・・・

 

「舌痛症」

昨年末くらいから、私の母が「唾液腺ってどのあたりにあるのか?」とか、「口の中に効くはり治療はあるのか?」と聞いてくるので、「どうしたん?」と聞くと、舌痛症になったとのこと。

口に中の粘膜に異常がないにも関わらず、舌に痛みを感じるものを舌痛症といいます。この症状、中高年以上の女性に多く、原因はわかっていません。ですので、これといった治療法も確立されていないんですね。(中高年以上の女性に多いことから、エストロゲン(ホルモン)の減少が原因とか、そのほかには、ストレス、神経障害などが原因と推測されています)

母は歯医者さんに診ていただいたそうなんですが、やはり口腔粘膜に異常なし、その他これといった異常もなし。食べ物が原因かも?と思い、刺激物を食べないようにし、コーヒーも控えて様子をみていたそうですが、痛みに変化はなしだったそうです。

私は、舌痛症の治療経験はありません。ですので、自信をもって言えることはないんですけど、例えば、舌痛症が、検査でも異常なしとされてしまうような些細な口腔粘膜の炎症が原因だとすれば・・・もしくは神経障害が原因だとすれば・・・そう仮定すると、試してみる方法はあります。

私が母に伝えたのは「口周辺をローラー鍼でさすること」でした。

ローラー鍼は、皮膚をさするための鍼です。

←ローラー鍼です。

これで口周辺をさするように伝えました。

皮膚には自律神経のうちの「交感神経」が分布しています。皮膚をさすることで、この交感神経を介した反射を起こし、体内に起きている炎症や不調を改善することができます。これを生理学では「体性ー内臓反射」といいます。寒風摩擦はこの体性ー内臓反射を利用した健康法なんですね。

ローラー鍼を試した結果、2日目には「まだ違和感はあるけど、痛みはうそのようにない」という状態になっていました。

今回の一例を日記でご紹介しようかどうか、私は迷いました。痛みが改善した理論は、先ほどの体性ー内臓反射で説明ができるかと思いますが、しかし、そもそもの舌痛症の原因がはっきりとしていないので、「たまたま治まっただけじゃないの?」という可能性が大いにあります。

しかし、原因も特定されていない、治療法も確立されていない、そんな舌痛症に対し、ローラー鍼でセルフケアしてみるという方法は、身体的な負担も少なく試してみる価値はあるかなと感じています。

参考程度にしていただければと思います。

 

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