めまいは自律神経の不調か?
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
今朝、ランニング中に、まとまった雨が降ってきました。この暑い時期、ランニング中の雨は恵の雨!シャワーを浴びながら走っている感覚で、気持ちよかったです!
「めまいは自律神経失調症か?」
自律神経が乱れてる・・・自律神経の不調で・・・交感神経が働きすぎで緊張状態になっている・・・
と、そんな言葉をよく見かけますし、患者さんからもよくうかがいます。
特に、「原因がはっきりしない症状」ほど、その原因を自律神経に求める傾向にあるように感じます。
「めまい」の多くは、原因が明確にならないので、やっぱり「自律神経失調」だと言われること(ご本人もそう思われている)が多いように思います。
めまいの半数以上は、耳の中にある「三半規管」の不調です。
三半規管の不調は、前庭神経(ぜんていしんけい)により、延髄の前庭神経核や一部は小脳に情報伝達がされます。めまいをきっかけに、嘔吐、血圧異常、動悸、倦怠感など、色々な症状が引き起こされるのは、三半規管の不調が前庭神経核を介して、体の色々な部分へ反射するからなんです。
この反射の際、電気信号の通り道となるのが自律神経なんです。
三半規管の不調を正確に脳に情報伝達し、その反射を体の様々な部位に送り届けている自律神経、まぁ、そのために、色々な症状があらわれてしんどいわけなんですが、自律神経自体は、ものすごく正確に、緻密に働いているわけなんですね。
自律神経は、いわば電線のようなものです。電線は、情報を伝えるための「線」であり、情報発信源は電話機です。体で言い換えると、自律神経は情報を伝えるための「線」であり、情報発信源は、めまいを例にすると「三半規管」なんです。
ですので、めまいは、自律神経の異常ではなく、三半規管の異常(それ以外の原因の場合もありますが)だと言えます。
自律神経のバランスを整える・・・を考える前に、症状から、反射回路を考えていくと、根本原因の予想がつく場合も多いです。予想がつけば、根本原因を治療すればよい。私はそんな風に考えています。
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