変形性ヒザ関節症のお話

さて、今日は、変形性ヒザ関節症の患者さんが来られました。

「痛みが少なくて、動きやすい日もあれば、痛みが強くて眠れない日もある」とおっしゃっていました。

よくあるケースですね。

変形性ヒザ関節症は、その名の通り、ヒザの骨（軟骨）や椎間板がすり減って変形することによって、痛みがでたり、関節の曲げ伸ばしが困難になる症状のこと。

だと言われています。

が、実は軟骨・椎間板・骨には痛みを感じる神経はありません。

なので、痛みの原因は骨ではない可能性が高い。

ではなぜ痛みが？？

そもそも、人間のカラダの中で、もっとも痛みを感じるのは・・・

皮膚です。

外敵から体を守るために、カラダの表面にある皮膚が最も痛みに敏感な構造になっています。カラダの外側にあるものほど痛みを感じやすい。と考えれば、皮膚の次は筋肉ですね。

なので、変形性ヒザ関節症は、特定部分の皮膚刺激・筋肉（筋膜）を治療すれば痛みが軽減する可能性が高いんです。
もちろん、筋肉が過緊張をおこす根本原因の治療も同時に必要ですが。

「骨と骨が擦れあうから痛い」な～んていうのはありえないんですね。

ヒザって、重要な部分だと思います。（体の中で重要でない部分なんてないんですけど）

立つ・歩く・座る・・・

どの動きにも影響してくる部分なので。

ちょっとでも痛みが少なく生活していただけるように。

ちょっとでも動きやすいカラダになっていただけるように。

先ほどの患者さんにも一生懸命治療させていただきました。

「ヒザの痛みに」
はり・きゅう治療
特に、頻繁に水を抜かれている方、一度鍼灸をお試しください。
「治療の予約」とお電話ください。
☎０１２０－１４３－５５２　　かずひら鍼灸院