関節の痛みは骨が原因か？？

「軟骨には神経も血管もない」

「ヒザの軟骨がすり減って痛いんです」「腰の４番目と５番目の間が狭くなっているから痛いんです」時々、患者さんから聞く言葉です。

たぶん、病院等で、そう告げられたんだと思います。

でも、これは、ウソです。間違いです。

なぜなら・・・

軟骨に神経はありません。

そもそも痛みを感じることができないんです。

軟骨は、きれいな形で有るに越したことはないですが、すり減ったとしても、それが痛みの原因になることはありません。

では、なぜ、腰やヒザが痛むのか？

それは、関節を覆っている滑膜の炎症・関節周辺の筋肉の炎症が最大の原因だと考えられます。

動きだしが痛くて、動いてしまえば大丈夫。

このような症状は、上記の典型的な症状です。

軟骨のすり減りは、鍼灸ではどうすることもできません。

が、関節の炎症や筋肉の炎症は解消できます。

炎症が治まれば、痛みは治まります。

痛みが治まれば、できることも増え、不自由も少なくなります。

「軟骨がすり減ってしまっているから・・・」「関節が変形してしまっているから・・・」と、「痛みからの解放」をあきらめる必要なんてありません。

鍼灸治療をお試しください。