自律神経のお話
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
完全に流行に乗り遅れた感もありますが、ドラマVINANTを見始めました。スリルがあって話の展開が早くて面白いですね。できれば休日に一気見をしたいのですが、以前、1日中ソファに座ってそれをしたら、とんでもない腰痛になったので、今回はボチボチ見ることにします。
さてさて、話は変わりまして・・・
今日は自律神経のお話をしようと思います。
自律神経と一言で言っても、なかなかに奥が深いので、今日は自律神経の基礎の基礎のお話です。
まずは、こちらの図をご覧ください。
これは、自律神経を構成する「交感神経」と「副交感神経」の分布図です。生理学の本には必ずと言っていいほどこのような図が載っています。
色々な線(神経線維)が色々な部分から出ていますね。
そうなんです。自律神経は、たくさんの神経線維によって構成されているんです。
では、なんでこんなに複雑な構成になっているのか?
それは、「体の各部分で別々に働くことができるように」なんです。
自律神経は生命維持のために働く神経です。(意識しなくても、心臓や大腸が動いているのは自律神経が情報伝達を行っているからです)生命維持のために働く神経が、全身で同時に働いてしまうと・・・これ、とんでもなく不都合が生じてしまいます。
朝目が覚めたら便が漏れちゃってるとか、映画を観て感動して涙したら血圧が急低下して意識を失うとか・・・
でも、通常であればそのようなことが起こらないのは、自律神経が体の部分ごとに別々に働いているからなんです。
大雑把な表現ですが、心臓の自律神経と、大腸の自律神経の働きは全く別物ということです。
ですので、例えば、リラックスして音楽を聴いたから全身の副交感神経が働く、とか、約束の時間に遅れそうで全力で走ったから全身の交感神経が働くとか、そのような全身の自律神経が一様に働くというようなことはないんです。ないように構成されているんですね。
リラックスしていてもストレスフルでも、自律神経は生命維持のために勝手に働いてくれますのでご安心を。
「自律神経失調症」は症状に着目して治療する。
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