健康・命

私には、お気に入りの動画があるのですが、先ほど観ていたら、何回も観ているはずなのに自然と涙がでてきました。（命についてのものです）

鍼灸師をしていると、ごくごくまれに死を目前にされた患者様と出会うことがあります。例えば末期がん特有の腰痛をもたれた患者様です。

「あぁ～、はりは気持ちえぇなぁ」と言っていただくと、嬉しいですが、その方の命に関してはあまりにも無力でなんだか悔しくもなります。

健康の定義ってご存知ですか？

「病気じゃないこと」ではないんです。「心身ともに元気なこと」を健康って言うんです。
「病院で検査うけても特別悪いところはないけど、なんか疲れやすい」これは、病気ではありませんが健康でもありません。東洋医学でいう「未病」の状態です。（病気の一歩手前）

鍼灸治療はそもそもこの「未病」分野が大得意です。

「早めの治療」は理想論ではありません。

今日のブログは、時々自分の命について考える、そして皆様の健康を真剣に願う吉田和平のまじめな話でした。