深いはりが効く？？

鍼灸治療をうけられた患者さんの質問でけっこう多いのが「はりは深くまで刺したほうが効くの？」というものです

そんなことはありません

一言で「はり」って言っても、その中にも色々な治療法（流派）があるので、一概には言えませんが、それでも、深く刺したほうが効くというのは、違います

私の治療法では、カラダの表面についている筋肉から治療しますので（筋肉への治療を目的とする場合）、はりは深く刺したりしません。そして、表面のコリをとって、それでも回復が思わしくない場合に、深層にある筋肉を治療するため、はりを深くいれます。

え？やっぱり深く刺すんやと思われたアナタ！！

深く刺したら痛いとか思われました？？

実は、全然そんなことはありません。だって、人間の体は、自分を守るため、一番痛みを感じやすいのは、カラダ表面の皮膚ですから、はりを深く刺したら痛いな～んていうことはないんですよ
はりを受けたことがある方はご存じかもしれませんが、はりをしているときの「ズンッ」とか「ピリッ」と、あの電気が走るような感覚、「あれが嫌い」っていう方も多いかもしれませんが、それもはりの動かし方で調整することができます私の治療では、あの感覚が起きたかどうかは特に重要ではありませんので、滅多におこしません。

「いい加減」ではなく「良い加減」の治療をこれからも提供できるように勉強していきます