かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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下痢と腰痛

   

おはようございます。めまい・頭痛・肩こりなど、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

昨日、ベンチコートを解禁しました。一度着てしまうと、もう手放せないですね・・・笑

 

「便秘と腰痛」

私、おなかは弱い方で、緊張すると下痢になり、外食すると下痢になり、と、不便なおなかやなぁと自分でもそう思います。そして、中学生の頃から腰痛がある。ということで、今日は「下痢」と「腰痛」について考えてみたいと思います。

まず、下痢ですが、これは、大腸でうまく水分吸収ができないことで、便に含まれる水分量が多くなってしまった状態です。なぜ、うまく水分吸収ができないかというと、大腸の粘膜(内側の壁)に炎症や場合によっては潰瘍などの異常があるためと考えられます。(大量に水分を摂った場合は、あてはまりませんが)

潰瘍性大腸炎という病気がありますが、そこまでならなくても、大腸粘膜にちょっとした炎症が起こることはあります。

炎症が起こると、自律神経(交感神経)という神経を介して、その情報が脊髄に伝わります。そして、それが運動神経に伝わり、腰やおしりの筋肉が硬くなります。それが腰痛の原因となる場合があります。

大腸の炎症(下痢)→自律神経を介して脊髄→運動神経を介して腰・お尻の筋肉が硬くなる→腰痛。とこういう流れです。

腰痛で治療に来られた患者さんに「下痢や便秘はありませんか?」とたずねると、多数の方が「ある」とおっしゃいます。

ちなみにですが、便秘の場合は、大腸にたまった便が、大腸粘膜(内側の壁)を刺激(圧迫)します。その情報が、自律神経を介して脊髄に入り、運動神経を介して腰・お尻の筋肉を硬くする。という下痢の場合と同じ反射が起こると考えられます。

私の治療では、腰痛やおしりの痛みに対して、おなかにはりや灸をしますが、上記のような反射回路があることが理由です。

寒い時期になりましたので、水分補給がなかなか難しくなってきますが、水分不足になると便秘になりやすく、腰痛の原因となりますし、忘年会(今年は少ないのかもしれませんが)やクリスマスなどで、食べ過ぎたり飲みすぎたりすると、下痢になり、これまた腰痛の原因となりますので、ご注意ください。

慢性的な下痢・便秘、慢性腰痛がある方は、鍼灸で治療ができますので、ぜひどうぞ。

それでは、今週も素敵な1週間をお過ごしください。明日からもう12月ですね。早いなぁ。。。

 

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