変形したひざ
おはようございます。めまい・不眠・食欲不振など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
ここ兵庫県も今日から緊急事態宣言発出です。本音を言えば「またか・・・」という感じですし、初回発出時のような緊張感もないし（私自身に）、もともと夜に飲みにいく習慣もないので、それほど日常生活に支障はないのかな？と思っています。が、感染症予防は再度徹底しようと思います。手洗い、うがい、手指消毒・・・そして、院内消毒、そして、車の室内消毒。今日も朝から一汗かきました！
緊急事態宣言下ではありますが、当院は診療しております。蜜を避けるため、「１室お一人の患者様」を徹底しており、それに伴い予約枠が通常よりも少なくなっていますので、ご希望の治療日時がございましたら、お早めにご連絡ください。よろしくお願いいたします。
「ひざの痛み」
先日、患者様のご紹介で、そのご家族の方が来院されました。主訴は「ひざの痛み」。
長年、整形外科に通院されていたそうですが、なかなか痛みが改善せずという状況でした。
ひざを診せていただくと、完全に変形していました。しかし、曲がり具合は良い。え？変形が進んでいるのにこんなに曲がるというくらい曲がりました。ということは、痛みさえ改善すれば、まだまだ動けるということですね！というような感じで、患者様を励ましつつ？？痛みの原因となっているであろう筋肉を説明、私の治療理論を２分ほどで説明。しかし、はり治療が初めてだったこちらの患者様は、緊張でそれどころではない様子。
まぁ、一度治療を受けていただいたら、はりがどんなものかはわかっていただけるので、世間話を交えつつ治療を進めていきました。
因みに、ひざの変形は痛みの原因ではない。と私は考えています。なぜなら、骨には痛みを感じとるセンサーがほぼないからです。腰が曲がった高齢の方でも腰痛がない、もしくは腰がだるい程度で痛みまではない、という方はたくさんいらっしゃいます。もし骨の変形で痛みがでるなら、腰が曲がれば必ず痛みがでるはずです。
先ほどの患者様、２回目の治療を終えたところですが、椅子から立ち上がる時、これまではひざをさすってからじゃないと動けなかったけど、それをせずに動けるようになった。動き出すとき、脚を出す角度を考えながら動いてたけど、それを考えなくてもよくなった。一瞬だけだけど正座ができた。と、嬉しいご報告をいただいています。
たぶんですが、そうポンポンと良くなっていく症状ではないので、地道な治療が必要ですが、今よりも痛みが改善し、元気に歩いていただけるようにはなっていただけるかなと思っています。
ひざの痛みに対して「骨の変形」に着目する以外に、「筋肉」に着目した治療をしてみるのも痛み改善に有効なんじゃないかと思ってます。
お困りの方、一度ご相談ください。
「ひざの痛み」に「はりきゅう治療」
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