痛みを抑える神経回路
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
先日、AIを使って私の顔写真から似顔絵を描いてもらいました。すると・・・女性の似顔絵が出来上がりました!なんでやねん・・・私、オッサンですけど!名刺に似顔絵を入れようと思い、遊び半分でやってみたけど、こりゃだめだ 笑 次を試してみます。
さてさて、話は変わりまして。
以前にも日記でお話させていただいたことがありますが、今日は「下行性疼痛抑制系(調整系)」についてお話してみたいと思います。
例えば、朝起きた時、腰が痛かった。でも今日は絶対に休めない仕事があるから頑張って出勤した。仕事中は集中しているためか無事作業を終えて帰宅したら、強烈な腰の痛みがでて動けなくなってしまった。
なんてお話を、よく患者さんからうかがいます。
仕事を例にお話しましたが、これ、スポーツに置き換えても同じです。体の調子が悪いなと感じつつ試合に出た。試合中は痛みもなくプレーできたが、試合後に強い痛みを感じるようになってしまった。という具合ですね。
人間の身体には受容器というセンサーがあり、これらが刺激(例えば温熱とか圧迫、それ以外だと筋肉の伸び縮みなど)を感知し、その情報を脳に伝えることで私達は「痛み」を認識しています。手や足、腰、首から脳に向かって情報が上がっていくので「上行性」と言われます。
その逆に、脳から脊髄を通って下行性に働く神経回路があります。(これを下行性と言います)
下行性が何のためにあるのか?それは痛みを「ある程度抑えるため」です。セロトニン、ノルアドレナリンなどが働き、痛みの情報を遮断する役割があるんです。
「試合中はアドレナリンがでてたから痛みを感じなかった」などと言いますが、あれはこの下行性疼痛抑制系にノルアドレナリンが関わっているからそういう表現になっていると考えられます。
へぇ~、下行性疼痛抑制系って、痛みを抑えてくれる便利なものなんだなあ。と思う反面、この仕組みは、あくまで「痛みを感じにくくしているだけ」とも言えるので、痛みの原因が治っているわけではないということも考えなければいけませんね。
痛む時はなるべく早めの治療をおすすめします。
それでは今日はこのあたりで失礼します。今日明日は雨のようですね、足元お気を付けください。
「痛くて歩きにくい」そんな「痛み症状」に「はりきゅう治療」
「はり治療の予約」とお電話ください。
☏079-245-3552
LINEからもご予約承ります。ID @huc6048b ※当日ご予約はお電話にてお願いいたします。
インスタグラムにて1分動画アップ中