予防という考え方

最近読んだ本に「キシリトール」のことが書いてありました。キシリトールご存じですか？あのガムなんかに入っているものです。

私、名前くらいしか知らなかったんですが、キシリトールはフィンランド生まれの虫歯になりにくい甘味料のことだそうです。

今では、「歯医者さんおすすめのキシリトール・・・」なんてものがたくさんありますが、実は当初キシリトール製品は歯医者さんに拒否されていたそうです。

「虫歯になりにくくなったら患者さんが減るから」
だそうです。まぁ、ごもっともです。

しかし、キシリトールのマーケティング担当者が、歯医者さんを「虫歯を治療するために通う場所」から「虫歯予防をするために通う場所」へと視点を変え、歯医者さんの賛同を得ていったそうです。

これを読んで、思いました。

「鍼灸院（かずひら鍼灸院）も、もっと予防のことを考えていかなければいけないんじゃないか」と。

で、よく患者さんに聞かれるのが「家で何かできることはないか？」ということなんですが、私が自信を持っておすすめできるのが、「お灸」と「ローラー鍼」なんです。

どちらもご自宅でカンタンに使っていただけます。ローラー鍼ってなじみのない単語かもしれませんが、鍼は鍼でも、刺しません。（イメージとしては、小顔になると言われているコロコロする道具みたいな感じです）皮膚を刺激することで、内臓の調整をする道具です。

お灸は、以前の日記にも書いたように、ツボで迷ったりしないように、私がマジックペンで、目印をつけさせていただいてますし、私が作った取扱い説明書をお付けしていますので、安全に効果的に行っていただけます。
（お灸、ローラー鍼、ともにかずひら鍼灸院で販売しております）

最近、テレビで鍼灸のことがよく取り上げられていますが、それだけ、「病気ではないけど何となく不調」という「未病」（病気の一歩手前のこと）方が増えているんだと思います。

ちょっと予防のこと考える必要があるのかな？と感じています

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