第6感
2017/03/31
こんにちは寒くなりましたねお昼休みに鍼灸院の洗濯物を取り入れていたら、手が冷た~くなってしまった吉田和平です。
昨日は、神戸へ、今年最後の「鍼灸 反応点治療講習会」に行ってきました。
もう、ルミナリエの準備がされていて、冬を感じましたよ
さて、今日は「人間の第6感」のお話です。
一般的に第6感と言えば・・・
「あそこに髪の毛の長い女の人が見える」な~んていう幽霊の話なんですが・・・
ここでいう第6感は「平衡感覚」なんです。
嗅覚・視覚・聴覚・味覚・触覚の5感と、平衡感覚の違い。
それは、5感は脳に専門の領域があるけれど、平衡感覚は脳に専門領域がないってことなんです。
例えば、チョコレートを食べる。すると、舌にある受容器がその刺激を感じとって、神経を介して、脳の味覚領という部分にその情報が伝わる。そして「あぁ甘い、これはチョコレートだなぁ」と判断するんですね。
視覚も、聴覚も嗅覚も触覚も、だいたいこんな流れです。
しかし!平衡感覚だけは、脳に専門領域がない。
(平衡感覚の情報は、多少は脳に伝わりますが)
これは何を意味しているのか??
実は、平衡感覚って、無意識に保っているものなんです。
反射によって成り立っているものなんですね。平衡感覚って危険を回避するために、瞬時に微調整される必要があるので、いちいち脳まで刺激が伝わってから機能していたら、間に合わないんですね。
生きていくうえで、かなり重要なものなんです。
その平衡感覚なんですが、耳の奥に受容器があるということはこの日記中でも何回かご紹介しました。そして、耳の中の三半規管にわずかな炎症が起こるだけでも、平衡感覚は崩れる。
それが、ふわふわ感だったり、明確なめまいだったり、もしくわ「最近つまずきやすくなった」とか、「すぐにコケる」なんて症状につながるんです。
あなたの第6感は大丈夫ですか??
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